Dr.DOWNER
×後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
小石
「それまで危ないなって思ってたんですか?」
後藤
「危ないっていうか、どこの誰に聴かせたいんだろうなって。パンクっぽくやりたいなら、自分たちでやればいいじゃん。でもダウナーって、歌モノの曲もあるわけじゃん。対バンしてる人たちとかと比べたらだけど。だから、そういう曲もあった方がいいんじゃないかなと思ってたら──」
ケイタ
「出てきたと」
──後藤さんはデモの段階で何か話はしたんですか?
後藤
「俺はシンプルに助言はふたつしかしてなくて。『さよならティーンエイジ』よりも、いい曲があるといいよねって。わかりやすく言うなら、もう1曲シングルになるような曲があれば、アルバムとしてわかりやすいよねって。あとは、猪股の歌詞が面白いから、いっぱい歌詞があって、歌ってるんだかしゃべってるんだかわかんないような曲を聴きたいって言って。それで10曲目(『明日、晴れればいい』)を作ったんだと思うんだけど」
ケイタ
「間違いないです」
後藤
「時代性っていうかね、俺は今ヒップホップが一番面白いと思うんだけどって話して、あいつもヒップホップのCDを聴きたいって言っていて、結局貸してないんだけど。あとは、音楽に関してはノータッチっていうか」
ケイタ
「ないね」
後藤
「あ、“曲が長い! "とは言ったけどね」
ケイタ
「言った、言った」
後藤
「『ユーウツ祭りスタイル』は長いから整理しろって。ずっと同じことしかやってねぇじゃんって」
ケイタ
「それを言われて4人とも、そうだなって」
──どれくらい長かったんですか?
小石
「X(JAPAN)の曲くらいありましたね」
──相当ですよ!
後藤
「やってる方が気持ちいいのはわかるんですよ。ただ、長くすることや足していくことは誰にでもできるから、短くコンパクトにすることがひとつの能力だと思うんですよね」
──アルバムを作る前に、バンドの中で、こういうアルバムにしたいっていうヴィジョンはあったんですか?
ケイタ
「そういうのはないですね」
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