金澤ダイスケ(フジファブリック) × 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)ー対談-
──ライン録りを説明すると?
後藤「マイクを立てないで録るってことです」
──マイクで録るのとライン録りは、どう音が変わってくるのでしょうか?
金澤「ライン録りの方が、音が近い」
後藤「アジカンの『さよならロストジェネレイション』のレコーディングは、バッキングのギターがライン録りだよ。要は、部屋なりの音が全く入らないってことだね」
──ラインで全て録るってことは、あまりしないんですね。
後藤「やらないね」
金澤「バンドの人はあんまりやらないですね。最近僕は、ロックというよりもエレクトロな感じの作品をよく聴いていて、それを持ってくれば良かったんですが、僕の歴史ということだったので。ジャスティスとかロイクソップとかシミアン・モバイル・ディスコなんかを聴いていますね」
後藤「ロック寄りのダンス・ミュージックだね」