今年4月にリリースした2ndアルバム『We Rolled Again』が話題のバンド、The Cigavettes。耳に残る極上のメロディ、ピアノやフィドルなどもアレンジされたサウンド、ビートルズ、ビーチボーイズなど彼らが聴いてきたであろうロックンロールの先人たちへのオマージュとも言うべき印象的なフレーズも引用された作品は、一度聴いただけでは日本のバンドとは想像も出来ない。6月4日(月)には広島CLUB QUATTROで行なわれる「NANO-MUGEN CIRCUIT 2012」 に出演するThe Cigavettesから、フロントマンでありギタリストの山本幹宗さんを迎えて、「NANO-MUGEN CIRCUIT 2012」前に後藤正文との対談を実施。The Cigavettesの音楽スタイルについて聞いた。 後藤正文「The Cigavettesを最初に聴いたのは、4年くらい前のミニ・アルバムで。すごくいいなと思ったけど、若者なのに参照している音楽がすごく古くて変わってるなとも思っていましたね。これから、どうなっていくんだろうなって思っていたら、くるりのツアーに幹宗(山本)がギターで参加したりもして」
(司会・文・構成:only in deams編集部/撮影:中川有紀子)
──後藤さんと山本さんは、どういったきっかけで出会ったのですか?
──そこまで、後藤さんが一方的に知っていた感じですか?
後藤正文「そうですね。ミニ・アルバムでThe Cigavettesの存在を認知して、次のアルバムは、幹宗本人から貰ったんだよね。そのアルバムは、ミニ・アルバムから比べたら音とかも段違いに良くなっていて、“どうした?"って驚いたくらい(笑)。それで、機会があったら俺たちのツアーにも呼びたいと思っていたんだけど、俺たちが対バンツアーをしばらくやってなかったから。今回は是非、『NANO-MUGEN CIRCUIT』に呼びたいなと思って。The Cigavettesの新しいアルバムもすごく良かったし」
後藤「そうそう。幹宗は、俺のことを“Twitterが面白い人だ"って言ってただけだから(笑)。『snoozer』の誌面で」
山本幹宗「『snoozer』の誌面の中で、俺に寸評のように発言を求められる企画があって、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、“Twitter上で面白いおじさん"って(笑)」
──Twitterではフォローをし合っていて、そこから交流が広がっていったんですね。
後藤「Twitter上で、俺の発言に対して幹宗が被せてきたりして、幹宗から“飲みに行きませんか?"って感じになって。俺の中では、The Cigavettesの奴らはアジカンのことは、嫌いだろうみたいに思っていたし、『snoozer』のインタビューとか読んでいるとホントに生意気だったから(笑)。“どういう人たちなんだろう?"って、ちょっと恐々飲みに行ったんだけどね」
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