今回レコメンドさせてもらいたいのはAsobi Seksuというユニットです。バイオグラフィは日本公式HPにあります。まずはMVを。
Trails
Transparence
Me & Mary
1曲目は最新作の『Fluorescence』から、2、3曲目は前作『Hush』から曲です。myspaceではリミックスや過去の曲も聴くことが出来ます。
先に挙げたバイオグラフィーにも公式HPのトップ画面にも「ドリーム・ポップ」という言葉があるように、浮遊感があって夢見心地にさせてくれるような音楽です。ドリーミーなサウンドと聞くといろんな解釈が出来ますが、僕自身は様々な音が色のレイヤーになって幾重にも重なっていって、聴く側の頭の中を見たことがないような世界に塗り替えてくれる音楽、想像力を拡げてくれるような音楽だと捉えています。そういった意味では、先日ライヴを観ながら感じたんですが、Ogre You Assholeのようなバンドにもその言葉は当てはまるのではないかと思います。
Asobi Seksuの新作でもうひとつ注目して欲しいのはそのアートワークです。デザインはVaughan Oliverという人物が手がけています。このデザイナー、Joy DivisionやNew Orderのジャケット等、Factoryレーベルの多くを手がけてきたPeter Saville(最近はサッカー・イングランド代表のユニフォームもデザインしてましたね)と並んで、英国インディ・ミュージックに大きな影響を与えてきたデザイン界の重鎮です。
Vaughan Oliverの代表的な作品を数点挙げておきます(作品集はこちら)。
Cocteau Twins『Treasure』
This mortal Coil『It'll End in Tears』
His Name Is Alive『Livonia』
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