The Pixies『Surfer Rosa』
(個人的にはこのジャケが好きですが、Asobi Seksuのジャケにテイストが近いのは『Death to The Pixies』のほうかも)
The Breeders『Last Splash』
Lush『Gala』
Belly『King』
ここに挙げた作品はすべて4ADという英国のレーベルのものばかりです。この4ADというのもAsobi Seksuの音楽を楽しむためのキーワードのひとつです。Cocteau TwinsやLushといった、Asobi Seksuを聴くとすぐに頭に思い浮かべるようなアーティスト以外にも、This Mortal Coil、Bauhaus、Dead Can Danceといった、ゴシック、耽美、退廃的という形容詞が似合うアーティストたちや、The Pixies(余談ですが、このバンドのTシャツを着ていると反応してくるミュージシャンはかなり多いです。最近ではねごとが「いいですね!」と言ってくれました)、Throwing Muses、Bellyといったグランジ/オルタナティヴの先駆者となったようなUSインディのバンドたちの作品をリリースしてきたレーベルです。80〜90年代に思春期を送った者にとっては、その作品群にーー恐ろしく暗いけれど、Vaughan Oliverのアートワークも含めて圧倒的に美しいその世界に憧れと畏敬の念を抱き、暴力的でありつつも繊細なギター・サウンドに熱狂しながら、悶々と膝を抱えて眠れない幾つもの夜を救われてきたのです。
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