奥浜レイラが選ぶ2013年 ベストアルバム
1.
AM
─Arctic Monkeys
2.
Shelter song E.P
─Temples
3.
eureka
─きのこ帝国
4.
The Next Day
─David Bowie
5.
Matangi
─M.I.A
6.
Silence Yourself
─Savages
7.
Escapology
─Maylee Todd
8.
The 1975
─The 1975
9.
公園デビュー
─赤い公園
10.
吹き零れる程のI、哀、愛
─クリープハイプ
シーンの中でどうだったのかは置いといて、個人的によく聴いたものを今年の10枚として挙げてみました。順位は無しで!
1 Arctic Monkeys 「AM」
Arctic Monkeysが5作目で迷うことなく、こんなにかっこいいロックンロールアルバムを作っていることが私は嬉しい!
2 Temples 「Shelter song E.P」
去年から続くサイケブームの流れでTame ImpalaやJagwar Maと並んでよく聴いたのがTemplesでした。2月に出るフルアルバムもまた良いんです。期待の新人。
3 きのこ帝国「eureka」
きのこ帝国は最近出た「ロンググッドバイ」も素晴らしい。何度聴いたか分かりません。1日1ロンググッドバイ。
4 David Bowie「The Next Day」
ロックスターってちゃんと存在するんだと思えたDavid Bowieの復活。クレバーでクール。
5 M.I.A「Matangi」
この数年、音楽以外の所で注目されがち、誤解されがちだったM.I.Aもこのアルバムでちゃんと回答。やっぱりこの人はかっこいいよ。
6 Savages「Silence Yourself」
Savagesはフジロックで出会って衝撃。Haimなど女の子が元気だったのも嬉しかった。
7 Maylee Todd「Escapology」
Maylee Toddみたいなセンスのいいポップソングを書く女性アーティストが、日本でももっと評価されたらいいな。
8 The 1975 「The 1975」
The1975はYoutube世代の代表みたいなバンド。色んな音楽をクロスオーヴァーしているのに、出来上がったものはオリジナル。モノトーンの世界観・シンプルなタイトルなど、やけに戦略的なのもイマドキ。今年インタビュー出来て良かった!
9 赤い公園「公園デビュー」
イマドキの凄い才能と言えば、日本からは赤い公園。去年の休止から活動を再開した今年、ぐいぐいと風を切って進む彼女達から一年間目が離せなかった。
10 クリープハイプ「吹き零れる程のI、哀、愛」
クリープハイプはフェスシーズンによく聴いていたな。姉妹にも薦めて皆でCDを聴いていた夏の思い出。一度聴いたら耳から離れてくれないメロディや歌詞は、普段熱心に音楽を追いかけていない人にも凄いフックだったみたい。
他にもフランツ・フェルディナンドやフラテリスも入れたかった!
2000年代にスタートしたバンドが、紆余曲折ありながら腹を括った姿に感動と勇気をもらいました。
あと、でんぱ組incのWorld Wide Dempaも10枚には入れられなかったけれど、たくさん元気をもらった一枚。まるでベスト盤な内容でヘビロテです。
自分のことを振り返ると、2013年は内省的な一年でした。
仕事における自分の役割や、女30(になるのは来年だけど)生き方を考えた禅問答のような日々。
良くも悪くも真面目だったなー笑
ひとりで音楽や映画と真剣に向き合う時間も多かったんですが、そんな中11月にポール・マッカートニーの公演でお客さんの大合唱を聴いて、ポップソングの偉力を思い知りました。今回挙げたものも、いつになくポップなものが多いです。
こうやって歌い継がれていく音楽のバトンを次に渡していかねば!と身が引き締まり、腹を決めた2013。
来年はもっと音楽の世界に貢献出来ますように!
Profile
奥浜レイラ
テレビ、ラジオに出演する仕事をしています。テレビ局より、映画館やライブハウスに出没することの方が多いです。
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