ベストMVは、Arcade Fire「Afterlife」。オフィシャル もよいですが、Spike Jonzeが撮ったYouTube Music Awards用の映像が素晴らしいです。切なさとファンタジーとユーモアが、ライヴ演奏と同化した瞬間のカタルシス! 曲自体も、今年のベストソングなくらい好きです。
Bob Dylanの「Like a Rolling Stone」も面白かった。
蛇足ながら、おバカMV大賞はFIDLARの「Cocaine」。
スペイン、カナダ、シリア、イギリス、アルゼンチン、アメリカと、いろんな国のアーティストが集まったHostess Club Weekenderに参加してて改めて感じたんですが、これからはもっと世界中の面白い音楽を知りたいな、と。で、特に日本の音楽をもっと知りたい。日本のバンドやアーティストももっとストリーミング試聴とかやってくれればと願います。今回挙げた作品の多くは、試聴して「いいな」と思って買ったものだし。聴く機会の多さっていうのも自分の中での評価と無縁ではないと思うし。いろんな点でまだまだ難しいとは思いますが。自分のアンテナももっと磨かなければいけないし。
社会全体も自分の半径1メートルの世界もかなり混沌としてきた感覚があって、来年はどうなっちゃうんだろう、誰かにまた「It's All Right」と歌ってもらいたくなりそうな気もする…と思う今日この頃。Dylanがどうして今年あの曲でMVを作ったのか、そしてアジカンの新曲の意味を改めてゆっくり考えてみたい。同時に来年は、FIDLARみたいにバカバカくて笑えることもやっていけたらいいなあと思ってます。あと、婚活。
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古渓一道(フォトグラファー)
主に音楽関係の写真を撮っているフォトグラファーをやっています。音楽と同じくらいフットボールも大好きです。Twitterアカウントはhttp://twitter.com/k_kokeiです。 WEB [Twitter]
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