Dr.DOWNER
×後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
後藤
「前作くらいから歌をちゃんとやろうっていうのはあったんだけどね。演奏がガーッてなってても歌はちゃんとあるっていう。それは『スーサイドソルジャーマン26』(09年にcosmicnoteよりリリースされたミニアルバム)でも思ったし。歌があるのに、結構適当にやってるなっていう。もうちょっと“ちゃんと歌えや"と思ってたので。ダウナーと一緒にやるなら、しっかりと猪股に歌って欲しいっていうのは思ってましたね。そうしたらもっといいバンドだと思われるだろうし、もっと自分たちが思ってもないような人が聴いていいって思う音楽になるんじゃないかなって。例えば日本語ロックを中心に聴いてる人とかも。そういうところにいいって言われつつ、ライヴハウスでパンクバンドと一緒にやるようなバンドになったら面白いし。つまり、基本的に関わりたいと思ったキッカケは、“音源が全然ちゃんとしてねぇな"って思ったからです」
星野
「そこ」
後藤
「ライブとかいいのにな、もったいないな、どうしたいのかなって。もういいキャリアっていうか、横須賀では猪股さん!とか言われていい気になってるクセに。“ちゃんとした音源作っておくべきじゃないの? "って」
──確かに、ダウナーの立ち位置って私も面白いと思います。何処にでも行けるというか。
後藤
「変だよね、ダウナーって」
猪股
「そうですね。逆に何処にも行けないですけどね。でも、何かやってやりてぇなっていうのはずっとあって。メロコアともやるし、ハードコアともやるし、幅広いバンドと対バンしてるバンドだと思うんで」
後藤
「あと、ちゃんと血にJ-POPがあるんだよ」
猪股
「あるね」
後藤
「J-POPはクソだって言い切ってるバンドじゃあないから。そういうところがユニークなんじゃない」
猪股
「そうだね。俺、aikoとか好きだもんね」
後藤
「そうでしょ。俺もaiko好きだもん。悪口が見当たらない。そういうのが面白いんじゃないかな」
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