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Dr.DOWNER ×後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

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後藤「ただ、前よりも、エンジニアの腕がいいだけに、クリアに録れるから、そういう部分ではEPより演奏はシビアですよね。そのあたりは本人たちも演奏してて、“もうちょっといいはずだったんだけど? "って思ったところはあったと思うよ。その中で、もちろんベストなテイクは選んでいるけど」

ケイタ「うん。レコーディング終わって、レコーディングした曲を何回かライブでやってるんだけど、上手くなってるなって思う。あと、EPで『さよならティーンエイジ』録って、フルでも録った時に、結構速くなってたんです。この方が、カッコよくて気持ちいいなって」

後藤「へぇ、アルバムの方が速いっていうのは気づかなかった」

ケイタ「嘘ぉ!?」

後藤「シングルの方が速いと思ってた。何故ならシングルの方が音が凶暴じゃん。そういうイメージで勝手に」

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──ちなみに、さっき猪股くんがいない間に話題にあがったんだけど、アルバムを作る前に何かしらの設計図は描いていたんですか?

猪股「ライブでやってなくて、フル・アルバムのために作っていった曲がほとんどなので、同じような感じの曲はあんまり入れたくないとは思っていましたね。ただ、バリエーションはあるけど、何やってもちょっと変な部分があるので……俺たちのノリっていうのかな。どんな曲をやっても結局うちのバンドになるんだっていうところは出したかったです」

──後藤さんとのやり取りで強く印象に残っていることはありますか?

猪股「曲作りとか歌詞自体には、ゴッチさんから言われたことはそれほどないんですよ。でも歌録りはねえ、かなりしんどかったよ。もう……もうね、“あー、明日もまた歌録りだ、頑張らなきゃなぁ"って思って、夜寝るんですよ」

ケイタ「酒飲んじゃダメって言われてるし」

後藤「相当甘やかしたつもりだけどね。もっとやろうと思えばいくらでもできるよ」

猪股「精一杯やりましたけどね」

後藤「まぁ、楽しくないと思いますよ、あんだけ録ったら。10曲を2、3日で録るわけだから、終わったと思ってもまたあるし、コーラスもあるし」

猪股「ダメって言われるし。でもよかったと思いますけどね。それくらいやらないと。歌が大事っていうことは、ずっと前から話してたから」

後藤「よく録れたでしょ? 」

猪股「そうですね。今回違うのは歌かな。頑張りました。俺と後藤さんと岩田さんが」

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