logo
千葉真子 ×後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

img_title

後藤「僕もマラソンに興味があって、例えばこれから始めるとして、注意点とかありますか?健康のためには、どれくらい走るのがちょうどいいのですか?毎朝走るとか?」

千葉「逆に、毎朝とかがんばり過ぎると長続きしないと思うんですよ。頑張り過ぎないことが大事ですね。走るペースもおしゃべりができるくらいのゆっくりとしたペースで、それくらいだったらそんなに苦しくないと思います。やり過ぎずに八分目くらい押さえておく、これを週に1回でも2回でも。継続することが大事です。走ることが習慣になったら、しめたものだと思いますね。別にフルマラソンに拘る必要もないですし、5kmから10kmくらいが健康には一番いいのかなと私は思います。ただ、42.195kmって人生の中で一度経験してみると、新たな世界が見えて、いろんなことに活かされるんじゃないかとは思いますけど」

後藤「そうですね。42.195km走ることってないですもんね。時々思うのは、普通に暮らしていて車を使えばピュッと行ける所でも、歩いてみると違うというか。距離を体感することって大事だなと思っているんです」

千葉「見える景色も全然違いますし、季節を肌で感じたり、いろんな発見がありますよね」

後藤「そうなんですよね。だから、走ってみるのはいいなと思ったんです」

千葉「すごく手軽ですし、シューズさえあればドアを開けるとそこが練習場なので。その手軽さがマラソンの好きな所のひとつですね。マラソンを引退した後、他のスポーツも何度かトライはしたんですけど、それをするためにすごく遠くへ行かないといけなかったり、仲間を集めなければできなかったりとか、私は面倒くさがりやなんで、いろいろと大変だなと思って。走ることは、空いた時間にササッとできたり、一人でも大勢でも臨機応変に楽しめるのがいいです」

後藤「最近は、練習会をしたり講演活動をされているんですか?」

千葉「そうですね。スポーツ解説だったり、指導をさせていただいたり幅広く。スポーツで世の中を明るく元気になれるような活動をしています」

後藤「いいですよね、スポーツ。今は世の中に大変なことが起きてしまって、今まで通りにできないことも多いですけど、そんな中この前のサッカー(チャリティーマッチ)とか見て勇気付けられたりしました」

千葉「そうですね。みんなで頑張っていこうという絆が深まりましたよね」

後藤「震災の影響で、各地でマラソン大会も中止になったりしてましたね」

千葉「そうなんです。余震も続いたので、人を集めることが危険という判断もありましたし、マラソンなんかは、警察の方や警備や救護の方が被災地へ支援に行かれていて、ボランティアが集まらないとか、給水の水がないとかも影響していたようですね」

後藤「そういうことなんですね。その事情は、想像してみないとわからないですね」

千葉「現場の人しか、わかりえないかもしれないですね。傍から見たら全然できるのにって、思われているかもしれないですけど」

後藤「そうですね。お祭りなんかも、警察や救護のテントも必要ですもんね」

千葉「この前も募金活動を初めてやったんですけど、警察に届けを出さないとダメとか全然知らなくて」

後藤「場所によっては、そういうこともありますよね。千葉さんは高校から陸上を始めて、それをずっとやっていこうってそのときから思っていたんですか?」

NEXT / BACK

千葉真子-PROFILE-
INTERVIEW TOP
MAGAZINE TOP
[MENU]
NEWS
DISC
ARTIST
MAGAZINE
MAILING LIST
CONTACT
HOME

Copyright(C) Spectrum Management Co.,Ltd. All rights reserved.