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ギターメイカー「ヤイリギター」工場見学
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工場を包み込むように木材がおかれています
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木材をカットする場所です
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松尾さん「たいだい午前中に、いろんな職人がここで木材をカットしてから作業に入ります。職人30人、それぞれに持ち場があります。ひとりでひとつの部署を担当しています」

ギターの表とサイドとバックのブレージング作業
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松尾さん「アコースティック・ギターのブレージングはXブレージングです。ここでは、ギターの中の見えない構造を見ることができます。マーティンのギターをお手本にしつつ、オリジナリティを加えています。軽量化してみようとか風を通してみようとか。ギターになって組み立てられると外に見えない部分なので、隠し味のような部分です。ここを工夫することによって、オリジナリティを出すことができるんですね。ここの部分を担当するここの職人は、ブレージングだけを30年以上担当しているベテランです」

ひとりの職人がリクエストを受けて1本のギターを作り上げていくカスタムショップです
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松尾さん「カスタム部門一番のキャリアのあるチーフ小池のオーダーは、現在約2年待ちです。プロのアーティストからのリクエストが多数きています。彼のとなりでは中堅職人が、コンパクトなギター専門をオーダーで受けています。ウクレレなど民族楽器なども受けています」

後藤「塗装までやられるんですね?」

松尾さん「塗装から最後のサウンドチェックまで、全て。ひとりで責任を持って担当しています」

こちらでは、ボディを形成しています。
写真[1,2,3]

松尾さん「ギター作りでは、ここも要な工程です。木を切ることから全て手作業で進められています。1本1本同じような構造でも使用している木材が違うので、それによって調整がされているんです」

ここは、塗装に入る前の作業で、磨く作業が行われています。
写真[1,2,3]

ここは、シーズニングルーム。
ギターにとって一番よい環境(温度20度 湿度50%)に保たれています。
写真[1,2,3,4,5,6,7,8]

松尾さん「人が居心地好い環境とギターの心地好い環境も一緒なんですね。ギターを家庭で保管をするなら、ケースの中や押入れではなくて、リビングや勉強部屋などに吊るすことがいいんです。1本のギターを作るのに4カ月くらいかかるのですが、1日の工程が終わったら一度ここに保管させます。オーダーメイドのギターで1年がかりのものは、梅雨時にここで寝かせておくこともあるんですよ」

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