環ROY × 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)ー対談-
──これまでを含め、「NANO-MUGEN」にはロックバンドに限らず様々なアーティストを招いてますよね。
後藤 「最近、日本人の若いアーティストを呼びたいって考えるとヒップホップの人たちの名前が多く出てきちゃうんだよね。サイプレス上野とロベルト吉野とかも好きだし」
環 「2010年から新しくなってく感じがしますよ」
後藤 「ヒップホップ・シーンが?」
環 「オールドスクール(※70〜80年代のNY市で行われていたブロックパーティから登場したヒップホップ黎明期を表す。90年代初めよりも前のヒップホップを言及する言葉として使われている)、ミドルスクール(※ヒップホップが、黎明期から成熟期へ以降した80年代後半から90年代後前半、ヒップホップがブームから音楽のスタイルとして定着する時期。日本独自の言葉でもある)とかあるじゃないすか?日本でいうとそれが2008、9年くらいまでで成熟して、ここからやっとニュー・スクールになってくるって感じがしますよ。S.L.A.C.Kが出てきて、それを強く思いましたね。」
後藤 「その新しいムードっていうのは、聴いていてわかるような気がするね」
──ここで、環ROYさんがどういった音楽の変遷を経て現在に至ってきたのか? お訊ねしていきたいと思うのですが、10代のころ一番聴いていた音楽というのは?
環 「親の影響で山下達郎さんとチャゲ&飛鳥さんですかね。全然、どのアルバムっていうんじゃなくて、父ちゃんがテープに録音したものを車の中でのBGMとして常に流れているような状況でしたね。特に、ヤマタツが多かったかな」
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