フル尺のPV公開から１ヶ月以上、リリースから3週間たってしまいましたが、どれくらいの人がこの曲に触れてくれたんでしょうか。

渾身の1曲だと思います。文句ナシ。



年頭の”イジメ～”のリリースから半年。　無駄玉を撃たず、練りに練った問答無用の必殺の一撃。曲調はZAZENBOYS  “RIFF MAN"やゆらゆら帝国  "夜行性の生き物三匹"といった、向井秀徳曰く「狂乱節」なド変態メタル。

もうちょっとラウド寄りだとCave In  "Trepanning" とか

Refused - ”New Noise”


にも近いような。

かなり試行錯誤して、何度もマイナーチェンジをした末に”和”テイストに落ち着いたようですが、大正解だと思います。偉そうですが。笑。

イントロの逆回転からSPINNING TOE-HOLDみたいなフレーズで楽器がほぼユニゾンになる展開のフックの強さは半端ない。ブレイクの “さくら” ビートダウンもかなりかっこいい。

ちょっと前に『東京女子流』がどうしてブレイクしきれないかというのが話題になったりしましたが、結局は曲調と歌詞のフックの強さという点に尽きると思うんです。

女子流とは狙ってるところが違うから何が悪いというわけではないんですが、BABYMETALは存在そのものがフックになってるし、曲もフックの塊。指原莉乃が総選挙で一になったように、このままスルスルっと脇から天下を獲ってしまうんじゃないかと思ったりもします。


先月の末にNHKホール(紅白やるとこ)のワンマン観てきましたが、急速にも程がある人気の巨大化にただただ呆然としました。

自分は二階席の左前で会場中が見渡せたんですが、３階席の上まで洩れなくヘドバン＆振り付けがユニゾンする様は、「マスゲームとか団体行動ってやったら意外と楽しいのかもな」と思わせるレベル。

次回のワンマンは年末の幕張だそうです。サマソニも発表されましたね。大きい会場は限りがあるので、このグループはいつ「今日で終わりでした」ってなってもおかしくありません。音源のリリースもきっと数える程でしょう。

それまでには「ベビーメタル」なんだか「ベイビーメタル」なんだか読み方ハッキリさせたいところですね。笑