都内ラジオ局での番組制作、podcastなど音声メディアディレクター
2024年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。
Age Factory / Songs
シンプルで“ど直球なロック”。真っ直ぐで、力強い。
歌詞には嘘がなくて、すごく優しい。
「ちょっとしんどいなー」って日に、Songsを聴いて、自分自身を鼓舞していました。
オルタナティブなロックは、いくつになってもずっと大好きです。
KULA SHAKER / Natural Magic
ロックの扉を開いてくれた、私のルーツでもあるバンド。
25年ぶりにオリジナルメンバーで出すということで、期待せずにはいられなかったけれど、期待以上でした。
程よいインド色、ワウが効いたギター・・・そうそう、これこれって感じ!
来日公演にも行きましたが、“今”が一番かっこいいことを証明していました。
KULA SHAKERを見ていると、歳を重ねるのが楽しみになります。
Peggy Gou / I Hear You
韓国生まれ、ベルリンを拠点に活動する Peggy Gouの1stアルバム。
クリエイティブでおしゃれ、そしてめちゃくちゃ美しくてかっこいい!
ちょっと“けだるい”ボーカルとハウスがよく合います。
夜な夜なレコードでよく聴いていました。
FUJIROCKでのステージを見られなかったのが、今年の心残り・・・
Vampire Weekend / Only God Was Above Us
Vampire Weekendもデビュー当時から大好きで毎作楽しみにしているバンドです。
アフロビート、トロピカル、サイケ、ポップ、ローファイ・・・
全部詰め込んだVampire weekendらしさはそのままに、いつの時代の音楽か、わからなくなるような感覚に・・・
“アート”と“ポップ”のバランスがとってもよくて、どこを切り取ってもイケてる1枚です。
Keshi / Requiem
今年出会った中で最も衝撃的だったアーティストがKeshi。
歌声も音も心地よく、シンプルなんだけど、なぜか、爪痕を残す感じにハマってしまいました。
人間味が感じられるというか、あたたかいというか・・・
すごく身近に感じられる曲たちは、朝にも夜にも似合う。
何年経っても聴き続ける作品です。
go!go!vanillas / Lab.
このアルバムを通じて、
人とのつながりや、“ここに自分がいること”の意味に改めて気付きました。
さらにサウンドは、イギリスの匂いがするロックなので、もうそれは、最高としかいいようがない!
歌詞をとても聴き込んだアルバムです。
w.o.d. / あい
NIRVANAをはじめとする90’sのオルタナティブな音に影響を受けた音が毎度最高なw.o.d.
そんなサウンドに乗せて、日々の大切なことを教えてくれる作品。
リアリティがあって、映像が見えてくる世界・・・。
go!go!vanillasと同じく、歌詞をものすごく聞き込みました。
THE SMILE / Cutouts
クリエイティブでアートなTHE SMILEの最新作。
聞いていると何も考えられなくて、脳が、からっぽになる感覚・・・
トムヨークの来日公演にも行ったのですが、ギター、シンセ、エフェクターなどなど
数々の楽器や機材を使いこなし、音を表現するその姿は見たことのない景色でした。
トムヨークが作る音楽はいつも、知らない世界に連れて行ってくれます。
Dos Monos / Dos Atomos
担当させてもらっているApple Vinegar Music+Talkにゲスト出演していただいのを機に出会った作品。
語彙力なくてイヤになりますが、こんなすごい作品、聞かないと損。
最強のバンドサウンドで繰り広げられるラップは唯一無二。
絶対に誰も真似できない、Dos Monosだからできる音楽。
Tyler The Creator / CHROMAKOPIA
Tyler The Creator が主催するフェス「Camp Flog Gnaw 2024」のライブが
タイラーの公式YOUTUBEにアップされていて、
その迫力と表現力に圧倒され、『CHROMAKOPIA』を頭から順番にじっくり聴き始めたら
止まらなくなってしまい、毎日のように聞いています。
Dos Monosと同じくロックとヒップホップの架け橋的なアルバムだなと思いました。
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