INTERVIEW2022年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。
今年聴いて一番衝撃だったシンガー。えげつない精度のボーカルコントロールと中低音のふくよかさ。コーラスの積み方やオーセンティックなスタイルと現代的な感性の混ざり具合など全部好きで平伏してしまった。
「POSE」のMVを見て一目&一聴惚れ。重心の低過ぎないポップなインディー感が今年一年の自分自身の気分と噛み合ってとにかく良かった。メンバー同士がわちゃわちゃしてて仲が良さそうなのもかわいい。
一曲目「the dealer」のイントロのドラムとギターの音色でやられてしまった。 自分の楽器がピアノだからなのか、ギターが中心にあるかっこいい曲に巡り合うととりわけ深く刺さってしまう。
とにかく音色の1音1音が気持ち良い。サックスはやっぱり絶妙なヘロヘロ具合なんだけど、それも含めて音楽の構築となっている気がする。良い意味であまり何も考えずに聴けたアルバムで遅い時間のドライブ中によくかけていた。
EPっぽいのでベストアルバムなのか怪しいけどよく聴いたので。音量バランスちょいでかめのビートでバサバサとしたスネア、ギターを中心としたトラック、そしてシンプルに曲がかっこいい。
1988年3月1日生。北海道岩見沢市出身。
北海道大学入学後にジャズ研究会に入部し独学でピアノを弾き始める。
根津まなみ(vo)とのユニットshowmoreのキーボーディスト/プロデューサーのほか、和製ソウルバンドShunské G & The Peasのメンバーとしても活動する。またサポートミュージシャンとしてSIRUP、ZIN、Shin Sakiura、go!go!vanillas、BASI、大比良瑞希、s**tkingz、変態紳士クラブなど様々なアーティストのプロジェクトに参加し、自由なプレイとアイディアでそれぞれから厚い信頼を得る。
