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(2020.1.9)

2019年ベストアルバム

2019年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

『Beware of the Dogs』- STELLA DONELLLY
年明けからずっと聞いてて、楽しみにしていたFUJI ROCKで出会ってお話もできて、
年末、梅田シャングリラで2度目のLIVEまで見て、1年ずっと聞いてた1枚です。
飾り気ない素朴なSOUNDですが、
本人のキャラクタ―が、根っこからPOPなんだと思う、POP OF キュートな1枚!
ジャーナルスタンダードのTシャツも最高です!

『Heard It in a Past Life』- Maggie Rogers
ファレルが歌声に感動したという「アラスカ」を2年前に聞いてから、
いつデビューアルバム出るんだろう?とずっと待ってた 女性シンガーです。
今年1月にリリースされた直後、USでは大ヒットしてたのもすごかった!
トラックの繊細さが、声の存在感をさらに素敵に届けてくれて
ALBUM収録曲すべて心地よく、2010年代のPOP MUSICスタンダードだと思います!

『燦々』- カネコアヤノ
日本の女性シンガーの中では、彼女のアルバムを一番ずっと聞いてたような気がします。
ノスタルジックな雰囲気だけではない、面白いバンドサウンド。
ROCKを感じる、曲ごとに物語を見せてくれる歌声の凛とした感じ。
そして、スッと入ってくる歌詞の感じがPOPで、聞くたびに
自分にひっかかる曲がいつも変わる、どの曲もいいい景色が見れる1枚でよく聞いてました。

『GOTH ROMANCE』- カジヒデキ
50歳超えても最高に青いPOP最高です!
ネオアコ、マンチェ、NEW WAVE、渋谷系、GOTHはちょっと??? 
自分の青春時代の懐かしいサウンドが、
2019年にここまでキラキラ輝かして今のPOPに再構築された大好きな1枚。
カジくんを見事にプロデュースできる、堀江博久さんとのPOP職人ナイスコンビによる
POP OF POPなアルバムでした。

『From Out of Nowhere』- Jeff Lynne's ELO
このALBUM 「Time」以来、38年ぶりの初登場全英No.1だったみたいですね。
コーラスの入れ方、THE BEATLESの後期的な曲の展開、ROCK’N’ROLL な曲にも
今年、THE BEATLESを一番感じた作品!
というか、ELOらしさ全開のイギリスの伝統ROCKが詰まった1枚。
EVERGREENな1枚って、
こういうおじいちゃんが変わらずGOOD MEDLODYな作品を作ること!かなと。

『KIWANUKA』- MICHAEL KIWANUKA
この作品が3枚目となる、UKの新人さん。
TOM MISHと一緒にやってた曲が良かったので、ALBUM聴いたら、
レトロな空気感で、むちゃくちゃ、70’S リヴァイバルな曲で埋めつくされている。
よきGROOVEなSOUL MUSIC!
こういう包むような音の塩梅だと、体温感があってすごく聴き心地よきなんです。
でも、SOUNDのまとめかた、トラックの挿し方、今っぽくもあります。
ここは、デンジャーマウス PRODUCE!仕事かな? 

『Good at Falling 』- THE JAPANESE HOUSE
THE 1975の弟分!ようやく出た、1枚目。
予想通りで、2010年代のPOP遺伝子がいっぱい組み込まれた、優しく踊れるPOP!
LIVE見たら、思ってた以上にROCKでびっくりしたのも、嬉しかった、UKの新人。
everything but the girlが90年代にやってた感じかな?
今の時代のエレクトロビートに、メロディーが立つネオアコマインドが入ったら
こうなるのかな〜などと勝手に思いながら、素敵なメロディーをよく楽しんだ1枚でした。

『THE ANYMAL』- Suchmos
スケールがまた一つ大きくなたなぁ〜と思う今年イチ、サイケで、精神的に染みる1枚でした。
ひとつひとつの音と音にSuchmos の ROCK FEELINGが、
ヘッドフォン越しに集中しても面白いし、
BGMと流しても、はまる、丁寧なROCK ALBUMでした。

『Days of The Bagnold Summer』- BELLE AND SEBASTIAN
トラッシュ・キャン・シナトラズ、トラヴィス、ティーンエイジ・ファンクラブ、
グラスゴーって感じの、優しめROCKが好きなので、
今回も迷いなく、スコットランド勢から優しい1枚を選ばせていただきました。
映画のサントラみたいですが(日本公開2020年?)、完全新作ALBUMみたいです。

『HELLO WORLD」オリジナル・サウンドトラック サウンドトラック』
OKAMOTO'S、Official髭男dism、Nulbarichの主題歌。
OKAMOTO’Sがハブとなって、
OBKR、Yaffle、STUTS、BRIAN SHINSEKAI、 AAAMYYYらとともに
"2027Soud"として作られた、劇中の音楽。
面白いことやってるなぁ〜ってだけじゃなく、トラックもカッコ良くてセンスがよかったので。
企画だけに終わってない、新しい音の試みが楽しい1枚です。

小山 真義 (FM802 番組制作ディレクター)

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BIO
M802 番組制作ディレクター
FM802 MUSIC FREAKS
DJ ビッケブランカ、石原慎也(Saucy Dog)
週代わりで毎週日曜日夜10時から

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