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(2020.1.13)

2019年ベストアルバム

2019年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

2019年ベストアルバム
99Letters 木下貴博 (株式会社ワールドパーティー / Wpc.)

『Midnight Hour Remixes』- Skrillex, Boys Noize & Ty Dolla $ign
オリジナルも充分破壊力のあるクラブサウンドだが、リミックスにはFour TetやMall Grabを迎えた1枚。シンプルなゆえに何度も聞き返した1枚になった。Rawとテクノシーンどちらでもプレイできる刺激的な曲になった。

『Hakkenden』- Hoshina Anniversary
アルバム「日本の音楽」と迷ったが、こちらの「Hakkenden」に。ただひたすらループさせた1枚。文句なしの完成度。

『Timeframe EP』- Shedbug
ShedbugがLobster Thereminからリリースしたレコード。サウンドを昔から少し変化させようとしている部分や、相変わらずcoolなハイハット使いが良い。

『Amo』- Bring Me The Horizon
バンドとしては1番聞いた作品。昔のエモスクリーモからmpcサウンドを基盤に置いた、エレクトロテクノバンドに変化した過去最高の出世作。ボーカルのオリバーが離婚をし失ったもの「Amo 愛」が前面に出せたアルバム。良すぎる。

『Always On My Way 』- 80Kidz
相変わらず良い。ボーカルを入れたことによりより聞きやすく、跳ねたようなサウンドが心地よい。80kidzはマイスペ時代から聴いてきたバンド。アルバムではなく1曲の破壊力として選んだ1枚。

『Crush』- Floating Points
曲もライブも常に実験的で評価され続けたFloatingの最新。機材好きにはたまらない。KorgのVolca Beatなど手軽に手に入りやすい機材を使ったり、聴いていると新たな発見ができる。

『Dororo / 解放区』- ASIAN KUNG-FU GENERATION
Dororoはアニメ主題歌として、解放区は何度も何度もリピートした曲。言葉と歌詞が身体の中を突き抜け、辛い時悲しい時に支えてくれるゴッチの暖かく力強い声。日々進化していくバンド。

『No more 』- Raiki
Mark Broomのリミックスが世界のクラブシーンでプレイされ話題になったが、個人的にはオリジナルが好きすぎた。

『Dancehall 』- The Blaze
日本ではあまり知られていないが、個人的なアルバムとして選びたいThe BlazeのDancehall。彼等がディレクションしているPVの映像と聴くとより深い所にいける。

『Ancestor Boy Concordia』- Lafawndah
RAでランキングに入るまで知らなかったが、聴くとハマった1枚。ワクワクしてしまう自分がいた。オススメ。

99Letters 木下貴博 (株式会社ワールドパーティー / Wpc.)

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BIO
大阪在住のDJ/プロデューサーの99LettersはTakahiro Kinoshitaのソロプロジェクト。これまで海外のVinyl・カセットレーベルを中心にEPをリリースしてきた。2015年は、Serie Limitee Recordsより"Serie Limitee Hors-Serie 005 EP"、SEAGRAVEから"12Mirrors Album"をリリース。2016年にはDalmata Danielより"Untold Future EP"をリリースした。 インダストリアルでドローンな作風から、温かみのあるシンセとややサイケでなんとも心地よいハウストラックは、幅広いロウサウンド・テクノファンにもサポートされる。 2018年には過去リリースされた "Lazer Beam"を、Len Fakiが自身のレーベル"LF RMX"に収録し、Lazer Beam (Len Faki Hardspace Mix)としてリリース。Dubfire、Adam Beyerがフェスでプレイをする等話題になる。

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