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(2016.01.15)

2015年ベストアルバム

2015年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

タイラダイスケ(FREE THROW) が選ぶ2015年 ベストアルバム

カレンツ
Currents
Tame Impala
フレンチ・イグジット
French Exit
TV GIRL
YASHINOKI HOUSE
YASHINOKI HOUSE
never young beach
What For?
What For?
Toro Y Moi
Ego Death
Ego Death
The Internet
Another One
Another One
MAC DEMARCO

2015年は音楽大豊作の年でした。
そして2016年の兆しが見えるような年でもあったと思うので、今年も音楽に期待しながら頑張って生きていきます。
順不同です。

NOT WONK「LAUGHING NERDS AND A WALLFLOWER」
個人的に2015年一番たくさん聴いたアルバム。
「嘘が無い」という事は「強い」という事。
正しく怒っているその感覚は失ったと思っていた自分の中の感情をザワつかせてくれました。

Tame Impala「Currents」
「サイケデリック」というのが近年の音楽的キーワードの一つだったとすれば、
そこを周到しつつも、よりスタンダードに、ただただ「良い音楽」へと一歩を踏み出した印象の一枚。

TV GIRL「French Exit」
アヴァランチーズを彷彿とさせるサンプリングポップ。
ほどよく軽くて聴きやすい。
DJでもよく使いました。

ONLY REAL「Jerk at the End of the Line」
TV GIRLもそうですが、HIP HOPを通過して、それを文脈的に違うものに昇華させる感覚というのは、
最近特に若いミュージシャンに顕著な気がします。不良っぽいのも良い。

Never Young Beach「YASHINOKI HOUSE」
2015年の東京のPUNKS。

Rymestar「Bitter,Sweet & Beautiful」
素晴らしいメッセージアルバム。
当たり前になっている「日本語でラップする」ことが、このアルバムを聴くと改めてカジュアルに、意義深く感じる。

TORYMOI「What For?」 
より生々しいサウンドになっていく中で、浮き上がるのは彼の紡ぐ声とメロディーの素晴らしさ。
「Run Baby Run」のような曲が書ける人だとは当初は全く思っていなかった。
BECKのような存在になっていく予感。

THE INTERNET「Ego Death」
ジャケの写真がカッコいい!
バンドサウンドに更に振り切った今作は、随所に聞こえる太いボトムが気持ちいい。
メロウでありながら踊れる。

MAC DEMARCO「Another One」
暴力的に言えば前作とほとんど同じなんだけど笑
例え、この人がもう金太郎飴のようにこういうサウンドしかやらない、やれないとしても、
俺はこの人を嫌いになる事はもうないと思う。

Kurt Vile「b'lieve i'm goin down...」
アメリカンフォーク回帰の今作。
録り音が丸くって厚くってとっても気持ちが良い。

SNOOP DOGG「Bush」
またファレルか…と思いつつも、これは最近のベスト仕事ではないかと。
手癖感と後出し感はありつつ、でもやっぱり良いのはなんかちょっと悔しい気持ちにもなる。

タイラダイスケ(FREE THROW)

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WEB
http://freethrowweb.com

BIO
2004年DJ活動開始。 2006年にFREE THROWに加入以来、場所・環境を問わず年間150本以上のペースで日本全国を飛び回っている。

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