INTERVIEW
2014年ベストアルバム
2014年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。
jakagawa が選ぶ2014年 ベストアルバム
音楽の聴き方が「普段はAirPlay/iTunesで、好きなアルバムはアナログで」にすっかり移行して、逆にアルバム単位で聞くことが増えた一年でした。
2014年っぽい音楽だったな、という印象が強いのは、ミニマル、アーバン、みたいな今までと全然違うムードに、タイトさ、真摯さみたいな強みと凄みが乗っかってて圧倒された1. アナログフィッシュ。こんなバンドになってたのか!オリンピック決定の狂騒を経て、「センターラインはどこにある?」と総選挙後に聞くに、国にとっても産業にとってもそこら中の個人にとっても、2014年は岐路だった、とあとになったら思う年になるのかもな、と。
その他、2014年的!に感じたのは、「タモリがはしゃぎくだらない午後がはじまる」のももはや当たり前でなくなってしまった東京の空気満載の3. シャムキャッツや8. ミツメあたり。(そういえばオザケンのレクイエムみたいなタモリへの爪弾きは心底美しかった!)
吐露や諦観を静謐にパッケージしてしまえるベテランの妙味満載の5. Beck, 6. Ben Wattも素敵でした。大人になれば。ピュアに出し切った4. Avi Buffaloも、曲の良さが際立つ正当進化の2枚目。
それでも、感情が抑えきれずに暴発していく2. Cloud Nothings(カッコよすぎ!!)みたいな何とかベッドルームから出ていこうとする意志を感じる音楽に今年もポジティブに救われたなぁと思います。
ライブでは、世の中の矛盾も全部ひっくるめて祝福したようなフジロックのArcade Fireが本当に素晴らしすぎて生きててよかったなと感動しました。
あと、シングルにつき選ばなかったものの今年一番勇気づけられた一曲はAsian Kung-Fu Generation「スタンダード」。起業家からバンドマンまで、何かを新しく始めるすべての人のための勇気の歌、かと。
まだまだ発展途上なのでしょうがBig Paradeやnoteのような動きも出てきて、IT産業の中の人として、音楽や表現を取り巻く環境を少しでも良くしたいと思っている人は世の中にたくさんいるんだな、もっと何かできそうだな、ということにも改めて気づかされた一年でした。
表現の場としてのnana musicやShowroomみたいなサービスにも可能性を感じるし、きっとまだまだ面白いことを考えているアーティストもクリエイターもたくさんいるし、それぞれ個の動きがつながったところから何かが生まれていく、となればそれこそインターネット的。Spotifyがないこの国ならではのアーティストとリスナーの豊かな関係性がきっとありえるはず。何か作れるはず。
そんなことを考えながら過ごしている2014年のアフターアワーズ!
jakagawa

WEB
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BIO
元mazis。IT産業で働く。
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