FM RADIOで リスナーの耳に馴染みやすいミュージック、
新しい音楽の出会いを演出させてもらってます。
今年も、家や、自分のFREEな時間に好んで聞いてたALBUMを10枚選びました。
新人さんより、好きなジャンルのベテランさんが出した新譜が多めになりました!
もしかしたら、凄まじく、トレンドからかけ離れてるかもです。
ただ、超POPかと!(若干暗めですが)
どのALBUMもタイムレスなメロディーだらけだと思ってます!
Gentlewoman, Ruby Man - HYPERLINK
今年一番最初に買ったカバーALBUM。
2010年代のARTIST、FRANK OCEAN、JAMES BLAKEから、
ROCK スタンダードなVELVET UNDERGROUNDまで、
時代関係なく、もともとメロディーがいい曲ばかりをセレクト。
オリジナルの曲のメロディーの良さをMOODたっぷりに聞かせてくれて
1枚通しての翳り具合とポップ感がいい具合。
この1年ずっと夜の1枚で愛聴していました。
まだ23歳のFlo Morrissey。好きなUKシンガーの系譜です。
Life Will See You Now
- JENS LEKMAN
たまたまレコード店で「あ!出てる!まだやってたんだ」という驚きで購入。
2000年代に登場した、素晴らしいネオアコARTISTだと思ってます。
[ ギタポ<ブルーアイドソウル ] なバランスと、少し踊れる要素を加え、
これが、2010年代後半、[今のネオアコ感!]って感じで
EVERGREENなPOP全開の瑞々しさ満載!
どの曲もEPになりえる、POP OF POP なSONGばかり!
個人的には、今年のBEST HAPPY FEELIN’な1枚です!
Woodland Echoes
- NICK HEYWARD
80年代に輝いたHAIRCUT 100のNICKの、たぶん、10年以上振りのソロです。
「LOVE PULUS ONE」や「好き好きシャーツ」なんて歌ってた時から
40年以上の歳月を経ての2017年の新作は、どの曲も落ち着いていて、
GUITARの音もほっこり暖かい感じで、「輝きを取り戻す」って、
こういう感じなのかな?と思ったベテランさんの素晴らしい1枚でした。
そして、一聴めに感じたPAUL McCARTNEYらしさ。
聞けば聞くほどPAUL よりPAULらしいUK POPな曲が詰まりまくっていて、
今年夏以降、最高の1枚です
Crooked Calypso
- PAUL HEATON & JACQUI ABBOTT
元THE BEAUTIFUL SOUTHの2人のユニットの新譜。
このALBUM、UKでは2位、スコットランドでは1位、
THE BEAUTIFU SOUTHまわりは、やっぱり国民的な存在なんだなぁと思いました。
PAUL HEATONのTHE HOUSE MARTINS時代からブレない、この王道なPOP感、
すごく素敵です!
今年、新しく実験的だったり、時代のトレンドだったり、新しいものっていうより、
POPでスタンダードなものを、よくを聴いてたかもしれない。(笑)
Colors
- BECK
時代ごとに何かを打ち出す、BECK節も大好きだけど、
楽しく聞かせてくれることに徹しているかのようなBECKも大好き!
2016年に、新作についてインタビューさせてもらった時、
(結局リリースが1年延期になったので、収録曲の変更があったかもしれませんが)
「RADIOから流れる、いろんな時代のHIT SONGが大好きで
インスピレーションの元になった」て言ってはったけど、
このALBUMは、BECK史上一番の「BECK流大衆的POP盤」だと思います!
いい意味で、BGMとしてカラフルな世界を魅せてくれてる、大好きな1枚です。
Freedom Is Free
- CHICANO BATMAN
ジャケットみて、ジミヘンぽい若干プログレっぽいARTISTかと思って試聴したら、「お!!!」とブラジルっぽい感じや、70’S SOULっぽさや、
レトロ感満載の音感触が心地よくて、特に情報もなく購入した1枚。
3枚目らしい。JACK WHITE、ALABAMA SHAKESとツアーを回ってた。
…などは、後から知りました。
2017年に、CURTIS MAYFIELDが蘇ったか?て思わせるくらい、
時を超越した感のあるSOUL MUSICを新鮮に楽しめた1枚です!
The Kids
- Suchmos
最初、ジャケ見ながら1枚まるっと聴いたあと、このGROOVE感良いなぁって、
音の波に乗っかってる自分がいたGOOD VIBRATIONな盤でした。
そして、今年、多くのリスナーがこのGROOVEを共有し
2017年のトレンドを作ったと思います。
「MINT」で、ALL YOUNG DUDESに向けて「調子はどうだい?」て
呼びかけるYONCE君の感じが、「LIVE FOREVER」を歌ってる頃の
リアム・ギャラガー感満載で、むちゃ漢前で大好きです。
今年の「かっこいい大賞」な1枚です。
Popcorn Ballads
- サニーデイ・サービス
春にストリーミングで配信された作品が年末にまさかのフィジカル!
去年も「DANCE TO YOU」をあげさせてもらいました。笑
前作はサニーデイの青い感じ炸裂で、活動再開後、
ロマンチックなサニーデイの快心作だと思ってましたが、
こちらの作品の空気感は、ロマンチックだけど、どこか「ブレードランナー」的。
サニーデイらしくもあったり、らしくもないような、
でも、「この曲いいなぁ、この曲もいいなぁ」となって、
これがいい感じにはまっていって、いつも通り素敵な1枚になりました。
Heartworms
- THE SHINS
2000年代以降のUSインディーバンドの中では、多分一番好きかも!
いまだインディー感その感じ満載で生き抜いてるのも大好き!
今年、家の中や移動中は、POPなものしか聴いてないかも・・・ってくらい
POPなものばかりだったんですが、
このALBUMも好きなメロディーで埋め尽くされてました。
フォーキーな感じや、サビの馴染みやすいフレーズ、
そして、程よい具合のサイケ感とか、POPセンスがすごく好きな1枚。
決して早くもなく、上がることもないですが、いいテンポでHAPPYになれます!
Hug of Thunder
- BROKEN SOCIAL SCENE
ARCADE FIREも、とっても拓けててよかったけど、
同じカナダの大所帯バンドのこちらの復活作は、
FEISTも、STARSもここに帰還してきて、変わらないメンツが集まった音で、
DREAMYかつ、疾走していて、自分の肌感的にジャストに好きなROCKでした。
たぶん、10枚の中で一番アグレッシブな1枚かも。
6曲めのアウトロから、7曲めのFEISTのボーカルが入るまでのイントロの緩急とか最高っす!
WEB
https://funky802.com/service/homepage/index/1722(番組ホームページ)
BIO
FM802 番組制作ディレクター
FM802 MUSIC FREAKS
DJ 藤原さくら、YONCE(Suchmos) 週代わりで毎週日曜日夜10時から