日本的な同調圧力がなんとなく街の通底音にあって外からは戦争の足音が聞こえてくる、というどこか重苦しい空気のなか、堂々とエモーショナルな音楽(1・2・5・8等)や軽やかにサバイブしていくための音楽(7・9等)が刺さった2017年でした。
日本のヒップホップ、東京のジャズシーンがどんどん面白くなっていってるのがとても刺激的でしびれました。(象徴としての3・4・9や、その系譜ともクロスオーバーするD.A.Nの「SSWB」は最高だったなと)
インディーロック受難の時代感は感じつつ、6・10等の新世代やWar On Drugs・The National・Father John Misty等のもはや円熟味出てきた人たちをよく聞きました。
ライブそんなに見れなかったけど、THA BLUE HERB20周年の台風3時間・フジロックのthe xx ・バカテクすぎたショバリーダーワン・笹口騒音オーケストラ(笹オケすごいのになぜ売れてないのか摩訶不思議)・Voodoohopの内省的なスローハウス 等が強烈でした。
エモくいることをやめないのがそれだけで価値になっている時代だなと感じるので、2018年も音楽に勇気をもらいながら堂々とエモくありたいなと思う年の瀬です。
WEB
http://www.audioleaf.com/mazis/
BIO
元mazis。2015年からMirrativというサービスを営む。