01. Grown Unknown / Lia Ices
ジャド・アパトープロデュースの「GIRLS」という海外ドラマで、主演のレナ・ダナム本人が脚本も書いているだいすきなドラマシリーズがあるのですが、そこでエンディングに流れてくる挿入歌が毎回違って毎回すっごくよくって。そこで知ったのがこのリア・アイシス。ジャケットのメジャー感とは裏腹に、ものすごくアンダーグランドなサウンドと一度聞いたら耳から離れない声に虜になりました。
02. A Treasury / Nick Drake
名前は前から知っていたけど、ちゃんと聴いたのは今年初めてでした。こんなにもリスナーに壮大な森の中をイメージさせるアルバムなかなかありそうでない気がします。ものすごい霧がかった森林の中で聴きたい。
03. Rufus Featuring Chaka Khan / Rufus Featuring Chaka Khan
今年は例年にもまして東京へ行く機会が多くて、ホテルではよくラジオを聴いていたんですが、そこで流れてきたのがこのアルバムに収録されている“Sweet Thing” という曲。ドリーミーでありながら全然くどくなくって。なんかすごいさわやかに迫り来るグルーヴ感にやられてそのあと何回も聴いてしまいました。
04. Live / Pomplamoose
去年の暮れから音楽の聴き方が大きく変わった一年でもありました。引き続きレコードやCDをたしなみつつ、ストリーミングサービスでもっと音楽を聴くようになった。(むしろそれでレコードの購入回数が増えた)PomplamooseはもともとYoutubeや配信でしか音源を発表していなくって、このベストを書いてる時に新譜でストリーミングサービスに上がってきた!Pomplamooseってどこでライブみれるんやろてくらいいろいろ謎なユニットなんですが、ライブ音源特有の生々しく人間らしいサウンドになんか安心とそして興奮を覚えました。ずっと追っかけてた人のライブ音源て、テンションあがる。
05. God Help the Girl (Original Motion Picture Soundtrack) / God Help the Girl
いわずもがながな。Belle&Sebastianのスチュアート・マードッグ初監督作品の映画、”GOD HELP THE GIRL”のサウンドトラック。一体どこまで引き出し持っているんだ!とちょっと怒り気味になるくらい前編通してすばらしいです。幸せな気持ちになれるアルバム。
06. Estate / Erlend oye
結局ベルセバもアーランド・オイエも毎年のベスト10に入ってしまうくらい、もう中毒に好きなんです。アーランド・オイエは本当に好きな音楽を好きなように好きなだけ弾いてみた歌ってみたうわあ〜!ていう気持ちがもう溢れ出てしかたがないアルバムやEPばかりで、キャッチするのに必死です。でも必死こいてでもアーランド・オイエの音楽、キャッチしたいんです。
07. Sing to the Moon / Laura Mvula
こちらはYeYeバンドのドラム、senoo rickyさんに教えてもらった音楽。自分にはない立方体な音楽で、一体全体音がメロディがどうなってるのか。初めて聴いた時、口をぽかーんと開けたままアルバム全編を聴き終わってしまったような、そんな感覚でした。一曲目の後光をさしたようなサウンドが爽快。
08. Very Necessary / Salt-n-Pepa
気がついたらいろんな音楽を聴くようになっていました。昔からジャンルにとらわれず、 好きなものは好き!という感じでジャンルレスに聴いてきてたんですが、このSalt-n-Pepaの“None Of Your Business” を聴いてから女性ラッパーの音楽がすごい好きなことが発覚。真昼間から陽気に聴きたいアルバム。
09. Post-War / M.Ward
女優としても歌手としてもだいすきなズーイ・デシャネルがメンバーのひとりであるShe&Himですが、相方M.Wardの音楽はちゃんと聴いたことがなかった。京都でとても信頼を寄せる(ここで買う本や音楽はいつも間違いない)100000tアローントコでM.Wardのレコードを発見したものの、しばらくあまり聴いてなかったんですが、ある夜久しぶりに針を落としてみると、めっちゃよかった(おそい)!ギター弾きたくなる。
BIO
1989年滋賀生まれ。京都を拠点に全国でライブ活動を行う傍、現在放映中の「のど飴VICKS」、「韓国調味料ダシダ」等、数々のTVやweb CMへの楽曲提供・歌唱を務める。Gotch & The Good New Timesではコーラス、パーカッションを担当。現在は今夏に発売された3rdアルバム「ひと」の全国ツアー中で、残すは10人編成で挑む1/7(土)KYOTO MUSEにて開催されるツアーファイナル京都公演。