2.NOWEARMAN『MAN NOWEAR』
only in dreamsレーベルの主宰ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文プロデュースのもと、全国初流通単独音源を12/3に発売したノーウェアマンの全8曲収録1stアルバム。
2014年のやや後半は、ほぼこのバンドの作業ばかりしていた記憶しかないですが、発売まであっという間だった様に感じます。ただレコーディングしたのは2014年の2月だったので、やっと出せて良かった…という気持ちの方が大きいのかもしれません。内容は、本当に素晴らしい音と環境で録音出来ましたし、メンバーは本当に楽しんで音楽を鳴らし、まだ出会って2年ですが、今を1番楽しんでいる様に見えます。と、バイヤーとは別の視点で書かせて頂きましたが、個人的には、4曲目の「メリーゴーランド」は私の中での裏リード曲です。MVにもしたいくらい気に入っています。是非聴いてみて下さい。
5.Gotch『Can't Be Forever Young』
ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文のソロ1stアルバム。
2014年は、このアルバムを日常の風景に馴染ませながら、良く聴いていました。
そして何十年も前から知る彼の、音楽性から内面まで、全てが色濃く詰まったアルバムだと思います。
アジカンとGotch、音楽性は違えど、彼自身が持つ優しさは共通しています。
そして、Gotchバンドのライブでの彼はとても頼もしく、強かった。
私は「Humanoid Girl/機会仕掛けのあの娘」が1番好きです。
6.赤い公園『猛烈リトミック』
「NOW ON AIR」を初めて聴いた日、私が今まで持っていた赤い公園のイメージが全てはがれ落ちた瞬間を鮮明に覚えています。「結果が欲しい」と言っていた彼女達の"結果"が、この曲でやっと表に出た気がしました。
そして、彼女達のキャラクターとマッチして、MVや、CDジャケットやヴィジュアルがやっと私の中で一致した瞬間でもありました。赤い公園はここからだと勝手に思っています。今作から出会った人も、過去の作品を掘り下げて貰って、赤い公園の才能を感じて下さい。2015年は更に、沢山の音楽を発信をして、皆を笑顔にしていって欲しいです。
9.Yogee New Waves『PARAISO』
まずアーティスト名が良いなぁと思ったのが彼等の音楽との出会いでした。そこから『CLIMAX NIGHT e.p.』のジャケット写真や、紙の素材、ロゴの字体等が私のツボをつき、1曲目の「CLIMAX NIGHT」でハマりました。秋に出た今作のジャケットも最高で、私の好みのツボをついてくる彼等のセンスは、2015年も是非発揮して、躍進して頂きたいなと切に思います。