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THE RENTALS マット・シャープ インタビュー

Manchester OrchestraとLuciusはなんとかして日本に連れていきたい
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--2010年にはトリビュートアルバム『LOST OUT IN THE MACHINERY』もリリースされました。そのことはどんな刺激になりましたか?

「あれはもちろん格別に嬉しかった。自分の音楽を誰かに聴いてもらえるだけでも嬉しいことなのに、素晴らしいミュージシャン達が自分の曲をカヴァーしてくれるというのは、光栄なことであり、特別な気持ちになる。ただ、今作に直接の影響はないかな。今作を作る上で刺激を受けたものと言えば、さっきも話した2011年のNANO-MUGEN FES.だったし、それに今回アルバムに参加してくれたミュージシャンから直接受けた刺激も大きかったから」

--どんな刺激が大きかったんでしょう?

「LuciusのJessとHollyからもたくさん刺激を貰ったし、Ryen Slegrの独特なギターもそうだね。あとは、Manchester Orchestraというバンドが大きかった。ヘヴィなロック・バンドという点で、彼らは今アメリカで一番いいバンドだと思う。曲作りの才能も素晴らしい。彼らのアルバムを聴いて驚愕したよ。『なんて素晴らしいバンドなんだ』ってね。『めちゃくちゃすごいじゃないか』と言ったら、『僕たちなりの『Pinkerton』です』と言われたけど、僕からしたらまるで別次元だったよ。そこから受けた衝撃が、大きな刺激になった。彼らにいい意味で挑戦状を突きつけられていると思ったんだ。彼らの音楽を聴いた後、自分の作っていた曲を聞くと全く迫力に欠けていた。THE RENTALSとしてもっと良い作品を作らなきゃ駄目だって身が引き締まる思いだった。そう思わせてくれたという意味で、今回のアルバムを作る上では一番影響があったかもしれない」

--THE RENTALSとしてのこれからの目標は? 

「THE RENTALSとしてこれまでで最高の音楽を今作っているという手応えがあるから、できるだけ多くの人にこのアルバムを聴いてもらいたいと思っているし、みんなが気に入ってくれて、『こんなTHE RENTALSをずっと待ってました!』というような反応を示してくれることを願っている。それ以上の嬉しい刺激はないからね。そして、さらにいい作品を今後も作っていきたいと思っている」

--今日はどうもありがとうございました。また日本でTHE RENTALSのライヴが見られるのを楽しみにしています。

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「そうだね、また是非日本でライヴをやりたいと思ってる。で、そのときにはさっき言ったManchester Orchestraを連れていきたいと思ってるんだよね。彼らはまだ一度も日本に行ったことがないんだけど、THE RENTALSにも参加してもらいつつ、自分たちのライヴもやってほしい。Luciusもなんとかして連れていきたいと思う。今一番日本のみんなに見てもらいたいバンドだからね。もちろんTHE RENTALSでも彼女達に歌ってもらいたいし、Luciusでもライヴを披露してもらいたい。本当に美しい歌声だから。何とか実現したいと思っているよ」

撮影:TEPPEI、Kazumichi Kokei

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