長野 智(NOWEARMAN)が選ぶ2013年 ベストアルバム
1.
Random Access Memories
─Daft Punk
2.
Factory Floor
─Factory Floor
3.
Yeezus
─カニエ・ウェスト
4.
N
─にせんねんもんだい
5.
NEW MORNING -新しい夜明け-
─INO hidefumi
6.
The Long Goodbye
─Gotch
7.
Reflektor
─アーケイド・ファイア
8.
まともがわからない
─坂本慎太郎
9.
NO REASON
─CTS
10.
Love Is The Devil
─Dirty Beaches
1. Daft Punk / Random Access Memories
ロボットがタイムカプセルで音楽の普遍的な素晴らしさを守ろうとしている様な素晴らしいグルーヴに満ちたアルバム。
2.Factory Floor / Factory Floor
DFAに移籍して洒落て聞こえる様になった気がする。
まるでヴェルヴェッツとウォーホルの関係みたいでときめいた。今一番好きなバンド。
3.カニエ・ウェスト / Yeezus
ヴェルヴェッツの1stのような印象。ルー・リードが絶賛したのはその実験性と楽曲の組み立て方に親近感を感じたからだろう。イルミン・シュミットがコラージュは20世紀を代表する表現手法の一つだと言っていたが、このアルバムは音楽に於いてその最高峰と思う。
4.にせんねんもんだい / N
ノイズとか人力テクノとか言うのはナンセンスで今年日本で一番イカしてたロックバンド。
5.INO hidefumi / NEW MORNING -新しい夜明け-
イノさんの作品は演奏自体の後ろにある無音の部分もとても密度の高い描き方をしてる。今回は歌もあって、はっぴいえんどやシュガーベイブぽいラインもセンスよくチラ見せしていて素敵。
6.Gotch / The Long Goodbye
今年よく聞いた好きな曲。心地よいテンションとメロディ。ヴェルヴェッツのサンデーモーニングみたいな気持ちいい空気感がある曲。トラック自体もミニマムで、細部まで丁寧に作られてる。
7.アーケイド・ファイア / Reflektor
DNAに色濃くU2を感じる。ZOOROPA
の辺り。個人的にはジェームズ・マーフィーのドラムの音が最高過ぎて「このディスコっぽいアプローチありなのか?」みたいな疑問は全然気になりません。
8.坂本慎太郎 / まともがわからない
前作よりメロディーがより甘美になって感情移入し易い。ドラムとベースの音に異様なこだわりを感じるところも最高。日本のポップスの新しいスタンダードを感じる。
9.CTS / NO REASON
レーザービームみたいなシンセサイザーとバスケのドリブルみたいなキックの音で全てを吹っ飛ばしてくれる。まるでアドレナリンみたいなアルバム。
10.Dirty Beaches / Love Is The Devil
個人的には2ndにしてこれは攻め過ぎた感が否めないが、ライブでの演奏が素晴らしかったのでこのまま何処へ辿り着くのか期待。1stから引き続き水谷孝とアラン・ヴェガへの愛が感じられる良いアルバム。
Profile
長野 智(NOWEARMAN)
東京日本のNOWEARMANという3ピースロックバンドのボーカルギター。
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