1. James Blake / James Blake
真面目にレビューするとダブステップ以降の感覚を歌モノに仕立てることでより普遍的な次元に最新のベースミュージックを引き上げた!とか言うことになるのかもですが、そんなことは置いといてこの極限まで音数をシェイプアップしたスキニーなトップスと極限までぶっとくしたファットなボトムをおっさんみたいな声したハタチそこそこのヤングが着てたら振り返らざるを得ない。しかも声帯には変声器も装備でPerfume好きの女の子にも対応!はしていないかもですね 笑。
とにもかくにも変態音楽で終わらないのが才能ですよね〜。オリジナルとはこういうことだと教えてくれる一枚です。
2. Odd Soul / mutemath
いきなりモロにクリムゾンな60,70年代回帰のサウンド!なんかthe mars voltaが本格的にプログレ化した時の開き直りにも似た圧倒的なパワー。あの子がメガネを外したら…的な、あたし本当はこういう子なの!みたいな圧倒的なパワー。音作りの面でもジョン・ボーナムみたいなドラムの音をはじめ懐古趣味爆発ですが古く感じないのはエンジニアリングの妙と絶妙なエレクトロニクスの配分ですかね〜。でも1番の魅力は有無を言わせぬ問答無用感。
3. torches / foster the people
passon pitがヒットしたあたりから欧米ではこういうエレクトロニックポップなバンドが支持されてる気がしますが似たり寄ったりになりがちな分、この人達のメロディセンスには魅せられました。例えるなら顔が良ければなんでも似合うってこと。…悔しい!今年はどんなスタイルにせよ単純にメロディの良いものに惹かれ ることが多かったです。
5. The King of Limbs / RADIOHEAD
僕らがバンドで本格的に活動を始めた頃はポストロックなんて言葉が本当に流行っていて、実験的なら何でもいいとかレディへがやることは何でもかっこいい的な 風潮があったのでこれまであえて支持を表明することは無かったんですが…なんだかんだかっこイイです笑。結局のところキムタク!みたいな…。実験的なクラブミュージックをロックに翻訳する手法にかけては年季が違いますね。