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2011年ベストアルバム
nerisuke
1.Too Young to Be in Love─Hunx and His Punx

2.Castlemania─Thee Oh Sees

3.Nostalgia,Ultra─Frank Ocean

4.Torches─Foster The People

5.Let England Shake─PJ Harvey

6.幻とのつきあい方─坂本慎太郎

7.HIRATUKA DECODER─ヒラツカ・デコーダー

8.Brand New Wild─COSMIC NEUROSE

9.HOTEL PACIFICA─LUVRAW&BTB

10.1!2!3!4!ヨロシク!勝負は、これからだ!─SKE48


1. Hunx and His Punx / 「Too Young to Be in Love」
今年度ぶっちぎりの変態アルバムにしてガレージポップの見本のような1枚。
世界中のギークの味方という意味では、優しさにも満ちていたり。
MVが全部最高。最高すぎて吐きそう。

2. Thee Oh Sees / 「Castlemania」
最近出た「Carrion Crawler/Dream 」も捨てがたいけど、アルバムの完成度としてはこっちかな、と。 年間2枚も甲乙つけがたい傑作を生んだという意味ではUFCのフランク・エドガーvsグレイ・メイナードとリンクしてたり、してなかったり。やっぱアメリカは色々すげーとこだ。

3. Frank Ocean / 「Nostalgia,Ultra」
OFWGKTA関連では飛びぬけて好き。カニエ&JAY-Zのアルバムでも光ってたし。 

4. Foster The People  / 「Torches 」
海外メディアのベストではことごとく無視ですが(笑)、間違いなく今年を代表するアルバム。
"Pumped Up Kicks "はもちろんの事、他の曲もポップ、ポップ、ポーーップ!
ライブでのボーカルの汗かきっぷりも感情移入させられます。

5. PJ Harvey / 「Let England Shake」
初期のどうしようもなくソリッドで乾いた音と、最近の豊潤でオーセンティックな音楽性がバランスを取るとこうなるのか、と。鬼ですな、表現の。「初期しか聴かない」という人の耳にねじ込んでやりたい。ジョアンナ・ニューサムとかファイアリー・ファーナセスとかが地道に布教してたのがアホらしくなるほどの万能感。こちらはFoster The Peopleと違ってメディアでは昨年のカニエ級のPJ・ボンバイエ状態なので、聴いておいて損はないですよ。ヘッドホンでうっとり聴くべき。

6. 坂本慎太郎 / 「幻とのつきあいかた」
今年最もダメージの大きかった ゆらゆら帝国 の終止符という事件をこんなに早く治癒してくれるなんて。文字通り"空洞"になってしまっていた自分の邦楽観を埋めるべく、超超超ヘビロテ中です。

7. ヒラツカ・デコーダー / 「HIRATUKA DECODER 」
生まれて初めてカセットを購入。聴けはしないですが、物欲という点においては今年No.1。
ある意味音源としての正しい姿かもね。MP3のダウンロードコードももちろん付いてるし。

8. COSMIC NEUROSE / 「Brand New Wild」
KING OF-HARDEST ZOO CORE-2年ぶりの新作。"J-ROCK"という唾棄すべきジャンルを魔法のようにハードコアに浸透させるDEATHROの熱量に感涙。きちんと歌詞の聴きとれるハードコアでここまでハマったのはEcho以来。Less Than TV じゃなくて自主レーベルっていうのもかっこいい。

9. LUVRAW&BTB / 「HOTEL PACIFICA 」
30歳、無職、という現実をぶっ飛ばすために夏はこれを聴きまくりました(笑)。環境が変わった今も聴きまくりですが、自分には無い濃厚かつノド越しの良い"シティーボーイ成分"が嫉妬すらさせてくれないレベル。この冬ZEN-LA-ROCKと一緒に出す"NEW JACK UR BODY"も最高っす。

10. SKE48 / 「1!2!3!4!ヨロシク!勝負は、これからだ! 」
これはDVDですが、まぁぶっちゃけ1番聴いたのはSKEという事で。サブカル文脈で言えば ももクロ なのは頭では解っているんですがこればっかりはしょうがないっす。夏に前職を離れる時に入れ違いで入ってきたスタッフが、自作の"RENA MATSUI Tシャツ"を着てきたのに嫉妬というか敗北感を感じました。ちょっと高価ですが70曲、6時間半超というボリュームを考えればお得です(キッパリ)。

今年oidでレコメンドした作品以外で洋楽、邦楽半分づつにしました。
八月に地元盛岡に帰ってきて、以前は自分でもちょっとどうかと思うくらい聴いていた音楽の時間が激減。
が、意外と年の後半の方が音楽に真摯に向きあえたように思います。
結局、音楽との出会いは自分次第なんだと再確認できました。
「きっかけを逃すと、大縄跳びみたいに入れなくなる by 松井珠理奈」DEATH!
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nerisuke
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音楽、プロレス、漫画の三本柱でローテまわしてます。 モヒカンにする事で生え際の後退をごまかしつつ、結局帽子をかぶりがち。@nerisukeでtwitterもやってます。 お台場のTOKYO CULTURE CULTUREというところで イベントのお仕事中。
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