1. Hunx and His Punx / 「Too Young to Be in Love」
今年度ぶっちぎりの変態アルバムにしてガレージポップの見本のような1枚。
世界中のギークの味方という意味では、優しさにも満ちていたり。
MVが全部最高。最高すぎて吐きそう。
2. Thee Oh Sees / 「Castlemania」
最近出た「Carrion Crawler/Dream 」も捨てがたいけど、アルバムの完成度としてはこっちかな、と。
年間2枚も甲乙つけがたい傑作を生んだという意味ではUFCのフランク・エドガーvsグレイ・メイナードとリンクしてたり、してなかったり。やっぱアメリカは色々すげーとこだ。
3. Frank Ocean / 「Nostalgia,Ultra」
OFWGKTA関連では飛びぬけて好き。カニエ&JAY-Zのアルバムでも光ってたし。
4. Foster The People / 「Torches 」
海外メディアのベストではことごとく無視ですが(笑)、間違いなく今年を代表するアルバム。
"Pumped Up Kicks "はもちろんの事、他の曲もポップ、ポップ、ポーーップ!
ライブでのボーカルの汗かきっぷりも感情移入させられます。
5. PJ Harvey / 「Let England Shake」
初期のどうしようもなくソリッドで乾いた音と、最近の豊潤でオーセンティックな音楽性がバランスを取るとこうなるのか、と。鬼ですな、表現の。「初期しか聴かない」という人の耳にねじ込んでやりたい。ジョアンナ・ニューサムとかファイアリー・ファーナセスとかが地道に布教してたのがアホらしくなるほどの万能感。こちらはFoster The Peopleと違ってメディアでは昨年のカニエ級のPJ・ボンバイエ状態なので、聴いておいて損はないですよ。ヘッドホンでうっとり聴くべき。
8. COSMIC NEUROSE / 「Brand New Wild」
KING OF-HARDEST ZOO CORE-2年ぶりの新作。"J-ROCK"という唾棄すべきジャンルを魔法のようにハードコアに浸透させるDEATHROの熱量に感涙。きちんと歌詞の聴きとれるハードコアでここまでハマったのはEcho以来。Less Than TV じゃなくて自主レーベルっていうのもかっこいい。
9. LUVRAW&BTB / 「HOTEL PACIFICA 」
30歳、無職、という現実をぶっ飛ばすために夏はこれを聴きまくりました(笑)。環境が変わった今も聴きまくりですが、自分には無い濃厚かつノド越しの良い"シティーボーイ成分"が嫉妬すらさせてくれないレベル。この冬ZEN-LA-ROCKと一緒に出す"NEW JACK UR BODY"も最高っす。