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2011年ベストアルバム
青野 圭祐
1.Cardona─Michou

2.Codes & Keys─Death Cab for Cutie

3.killing Boy─killing Boy

4.8月32日へ─神聖かまってちゃん

5.Go With Me─Seapony

6.1暴2暴3暴4暴5暴6暴、東洋のテクノ。─0.8秒と衝撃。

7.Yuck─YUCK

8.The Whole Love─Wilco

9.Within And Without─Washed Out

10.[vivo]─LUNKHEAD


2011年は個人的にパブリックでもプライベートでも新たに多くの方と出会ったり、今まで知っていた人との関わり方が変わったりと複雑で奇妙で面白い1年でした。そのような状況で今年も多くの音楽に出会ったので、相変わらずベスト10を選ぶのはキビシい作業でした。

'11年はリマスター盤などの再発盤やベスト盤も多くリリースされた年でしたが、それらを選外としてオリジナルアルバムの中からだけで選ぶとしても、ランク付けするのもまた難しい…と悩みつつ出た結果が上記です。基本的にonly in dreamsでは、「純粋に自分がレコメンドしたい!!」と思うような作品ばかりをレコメンドさせていただいてきましたので、やはりどうしても、レコメンドしたアルバムが多く挙がってしまいました(と言うことで未聴のアーティストがあれば、過去に僕がレコメンド文を書いているものもありますので、チェックしてみて下さいね)。 1-3はすんなり簡単に決まりましたが4以下はほとんど、どのアルバムも拮抗しています。これら以外には、透明雑誌、ねごと、The Pains Of Being Pure At Heart、Ringo Deathstarrなども挙げたかった(ベスト盤や再発盤を挙げると中村一義やくるり、NirvanaやSUPERCARなども…)のですが、あえなく選外に…

でも、こうして見ると自分の性格も相まってか、'11年に出る意義とか時代性とかを反映させた形になっていて、並べてみると結構、均等な選盤になったと思います。また、リスナーさんの新たな手がかりになれば幸いです。

最後に、僕は今年の春からoidのレコメンダー入りさせていただいて、初めてレコメンドさせていただいたのがMichou『Cardona』でした。だから、と言う訳ではもちろんないのですが、結局、今年のベスト1に選んだのもMichouと言うのも個人的に面白い結果でした。このアルバムを聴いた時の感動は未だに覚えていて、思わず前のめりになりつつ(苦笑)、後藤さんにTwitterのDMで「ぜひともレコメンドさせてください」と送ったことも… それを快く受け入れ、無事レコメンダー入りさせていただいた後藤さんやMichouとの縁に心から感謝しつつ、2012年からも素敵な音楽に出会えますように。


Profile
青野 圭祐
写真
京都の郊外よりCOOKIE SCENE誌を中心に音楽の書き物をしたり、Goodbye Our Bathroom Sketchesというインディ・ロックバンドで歌ったり弾いたりしています。アイスランドとUS北西部が好きです。
https://twitter.com/ath_sj3
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