5.High Violet─The National
順不同です。最初の4枚に共通しているのは、何度もリピートして聴いた曲に引っ張られて、アルバム丸ごとをよく聴いたということ。Hurtsは 「Sunday」、Caribouは「Odessa」、VWは「Giving Up The Gun」、Cee Loは「Fuck You」…も最高だけど「Cry Baby」。The Nationalは、アルバムを通したムードが大好きで繰り返し繰り返し聴きました。ポップでロマンティックな雰囲気があるもの、それでいて陰影のあるも のが自分はやっぱり好きなんだなということを再確認した1年だったと思います。
この5枚に絞るのはかなり悩みました。他によく聴いていたものは、Foals(This Orient)、LCD Soundsystem(Drunk Girls)、七尾旅人(Rollin' Rollin')、Jonsi(Go Do)、石野卓球、Antony & The Johnsons (Thank You For Your Love)、Asian Kung-fu Generation(マジックディスク)、The Morning Benders、のあのわ(スクォンクの涙)、iLL、Deerhunter(Helicopter)、ねごと(ワンダーワールド)、bloodthirsty butchers、Kimonos(Yureru)、Devo…等々、たくさんありました(カッコ内はよく聴いていた曲名です)。聴き逃しているものの中にも自分が好きなものは恐らく沢山あると思います。英国の若手ギター・バンドにちょっと元気がなかったなと感じる年でもありました。