猪股ヨウスケ(Dr.DOWNER) × 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)ー対談-
──その時点では、『only in dreams』でリリースすることは決まってたんですか?
猪股「いや、決まってない」
後藤「どうする? みたいな話になって。自主なら自主でいいんじゃない、でもやるならちゃんとパッケージを作った方がいいよって言ってて」
猪股「で、途中まで作ったらよさそうだったから、普通にプレスした方がいいなってなって」
後藤「じゃあ、俺、レーベルを最近立ち上げたから、スタッフに聞いてみるわみたいな感じで、音源を送って、気に入ったからやってみましょうかってなって。まぁ、でも立ち位置的には、ダウナー(Dr.Downer)はパンクバンドだと俺は思ってるので、俺たちはDIYのお手伝いというか。過剰に宣伝するわけでもなく、彼らの活動スタイルが崩れない程度にアシストしますよっていう。金も返してもらう予定ですからね(笑)。そんな大金じゃないけどね。録音がもう終わってたから、プレス代とマスタリング代だから」
猪股「とりあえず制作費を回収できればいいかなって(笑)」
──猪股くんは、これまでも新作ができるたびに渡してたんですか?
猪股「そうですね」
後藤「作ったら配り歩いてるから、猪股は(笑)」
猪股「俺、聴かせたがりなんですよ(笑)」
──それまでの作品を聴いて後藤さんが感じてたもどかしさは解消できました?
後藤「このスタジオでマイク7本で録った音がこうなったのはいいと思う。しかも録り方も、プロがマイク立ててるわけじゃないから、めちゃめちゃな録り音で(笑)。」
猪股「まぁ、知識がない中の奇跡的な録りというか」
後藤「そうそうそう」
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