INTERVIEW
NADA SURF × 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION) - 後半 -
──マイ・セレクションっていう自主制作のカセット・テープを友達とかに配っていた、あの昔のような感覚ですね。
後藤「そうそう。ミックスド・テープ配ってるような感じ。あと、日本のバンドに関しては、なるべく若い人たちとやる、っていうのもって。やっぱり、若い人たちの方が音楽をとりまく状況は厳しい。日本でもやっぱり僕たち上の世代とかは、わりと状況が良いときにCD出して、経済的にも潤うチャンスがあったとは思うんだけど、今の若い日本のインディー・ロックのバンドたちは、やっぱり状況はとても厳しいので。なにかこう、もう少し、いい状況になるようにサポートしたいっていうのはあるかな。今、本当にいいバンドが多いからね。そういうバンドが活躍することで、またいい循環が生まれてほしいっていう気持ちもあるんだけど」
マシュー「素晴らしい! じゃあ、〈NANO-MUGEN〉はステージ照明付きのミックスド・テープだね(笑)。君たちがそれをキュレートしているのは、良いことだと思う。凄いと思うよ。多くのバンドがいて。クールだし、とても素敵だよね。またぜひ呼んでほしいな。今年、僕たちは7月中はずっとツアーで、ヨーロッパのフェスやライヴに出るんだけど、8月にはサマーソニックに出演するためにまた日本に来る予定。そして残りの8月は、家族と過ごしたりする予定だよ。けれど、9月が始まれば、“ロックの学校"に戻る時期。仕事に戻る時期だ。次のアルバムの曲を終わらせないとね! スタジオにこもって、冬には完成しているといいな。とても楽しみだよ」
後藤「ところでマシュー、実は、ナダ・サーフのことを知って好きになった若いファンから、“是非僕らの町にもツアーで来て下さい!"っていう、呼んで下さいみたいなメールをよくもらうんだ。そういう人達にも、ぜひぜひメッセージを貰える?」
マシュー「嬉しいな。僕たちは小さい町にも行きたくてたまらないよ!」
アイラ「寝て待っててね!(笑)」
マシュー「できるだけ近い日に行くよ!」
後藤「ナダ・サーフの次のアルバムの時にでも一緒にツアーとかやれたらいいな」
マシュー「いいね! 実現できたら素敵だな」
後藤「僕ら、マシューたちの楽器運びもやりますよ(笑)」
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