ブライアンといえば、Space Twinsというバンドもやっていたのだけど、基本的にそちらと路線は変わってはいない。しかし、初期ビートルズやバーズ、ザ・バンドなどを連想させる、より"クラッシック”なサウンドになっているか。大御所の名前を見て敬遠しがちな人もいるかもしれないが、ルーツはルーツ。oasisや近年のFountains Of Wayneが好きな人にはすんなり気に入ってもらえるかと。アルバム全体のリラックスした雰囲気は、元Smashing Pumpkinsのジェイムス・イハがバンド在籍中に出したソロアルバム『Let It Come Down』にとても近いかも知れない(関係ありませんが、アジカン『マジックディスク』のボーナスDVDにもチラッとイハが登場していてビックリ)。
CDは現時点で日本のamazonでは取り扱いはされてないみたいだけど(※USストアにはあります)、デジタル音源はiTunes Storeで購入可能。もちろんそこで試聴もできるので是非。
私のオススメは2曲目"Please Help Me"やラスト11曲目"Master Plan”あとは、Weezerの『The Red Album』にも収録されていた3曲目"Thought I Knew"。これがまるで別モノ!な面白いアレンジになっている。歌謡っぽいというか(笑)。Weezerのファンはもちろん、そうでない人にも聴いてもらいたい!
本業のWeezerが忙しいのと、デジタル音源以外は日本での流通もほとんど無いということでKings Of Leonとは別の意味で来日公演は難しいだろうけど … 後藤様、来年のNANO-MUGEN FES.でどうでしょうか?(笑)