後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)─2014.5. 4─
アイルランドのインディーロックバンド、Dottのデビューアルバムの数曲がむちゃんこツボに入ってしまいました。いやいや、良いですわ。
取り置きしてあったレコードを取りに行った大阪のFLAKE RECORDSで、一緒に行ったシモリョーが「手持ちがない」と銀行に行っている間の待ち時間で出会いました。なんか上手いことDAWAのオッサン(店主)の策略にひっかかって散財しているようで悔しくもありますが、こういう数分での出会いがポップミュージックの魔法みたいなところだと思います。
2曲目のコレで、買うしかないと思いました。
ザックリとしたパワーポップというか、ちょっとオルタナっぽいザラついた音像ですね。メロディはUSのオールディーズからの引用なのかオーセンティックです。最近こういったアメリカの正統的なメロディを継承したサウンドが多いですよね。でも、「今」のフィーリングで鳴らしているので、新しいものとして聴けるという。
後半はややダレるような気もしますが、前半の輝きは悪くない。むしろ良い。ジャケも好き(お面を取ったらYeYeが顔出しそうな感じ)ってことで、俺は買いました。パワーポップファンにオススメです。
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