nerisuke─2012.3.20─
東京女子流と同じタイミングでのレコメンドになるので、エロ本をごまかすためのカモフラージュみたいになってしまいますが(笑)、最近ヘビロテの1枚です。
カイザー・チーフスの5枚目です。前の2作の記憶がほとんどないですが、多分そうだと思います。いかんせんそんな状態で聴いたもんで、ハードルはかなり低め。
ですが。
いやー、ぶっとばされましたね。ハードルを棒高跳びで越されたような衝撃。「今、カイザー・チーフスってこんな事になってんのか!?」という、うれしい裏切りでした。
もうね、1曲目の ”Little Shocks
” が変なキノコでも食って身長2倍にでもなったとしか思えないような超絶変態ポップ。どこが ”リトル” なんだという突っ込み待ちのような曲。
2曲目は比較的カイザース王道ながらもやっぱりブリブリの変態シンセで始まる野菜増し、油、辛めな凝りに凝ったポップス二郎といった内容。
変態なんだけど、見た目は英国紳士。 一番タチ悪いような輩ですな。
なんと形容したらいいか、、ペイヴメントから貧乏臭さを抜いた感じというか。
下手したら個人的年間ベスト上位も見え隠れな、時速160kmのナックルボール的名作 (なんじゃそりゃ) です。
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