フィラデルフィアのS.S.W、Kurt Vileのマタドール移籍後2枚目、通算4枚目のアルバムです。
現在はNPRにて無料試聴できます。
曲の形式的にはオーソドックスなフォークロック〜ギターポップなんでしょうけど、あきらかに何かが違います。何かが違うんですけど、いくら考えても出てくる答えが”センス”という事になってしまう困った才能の持ち主。
ざっくり言ってしまうと、天才です。 間違いなく天才です。
”ギターの音”に関して言えば現在世界トップだと思います。現代世界3大ギタリストなんて呼ばれている、ジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテ、デレク・ トラックスよりもリアルタイムでトップの才能だと思います。あきらかに言い過ぎだと思いますが(笑)、こんぐらい言わないと伝わらないという話なんですよぉぉ!
昨年リリースされた先行シングル”In My Time”、”Jesus Fever”(”Jesus Fever ”はオフィシャルでダウンロードできます!)の2曲だけでもなんとか聴いて欲しいです。一聴した感じはなんて事ない曲に感じると思いますけど、音の選び方が明らかにおかしいんです。自分のキャパにない音の流れなのに気持ち良い。こんだけ裏切られ続ける気持ちよさは天才レスラー・グレートサスケの宇宙大戦争(説明はホント話長くなるのでこのへんを 参考に各自調査)レベルかも。これは人の受け売りの言葉ですが、悪魔に魂売ったとしか思えない音です。
オフィシャルっぽい動画があんまり無いんですけど、このへんかなー。
前のアルバムの曲だけど、"Freak Train" 。
この人の評価がマニアの中だけのものになってしまうのは、文化的損失です。自分の趣味を押しつけているのでは・・・、という疑念を振りはらいつつ超猛プッシュです。ぜひぜひぜひ!!