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先月24日にﾗｲｳﾞDVD『記録映像 LIVE 1999-2002』が発売されたﾅﾝﾊﾞｰｶﾞｰﾙ｡

彼らは､ｱｼﾞｶﾝが影響を受けたﾊﾞﾝﾄﾞの1つ｡｢N.G.S｣(ﾅﾝﾊﾞｰｶﾞｰﾙ･ｼﾝﾄﾞﾛｰﾑ)という曲の由来でもあります｡昨年のﾛｯｷﾝｸﾞｵﾝｼﾞｬﾊﾟﾝﾌｪｽで､ｱｼﾞｶﾝがﾅﾝﾊﾞｰｶﾞｰﾙの｢透明少女｣を披露していたのですが､観客があまりにも無反応だったのがｼｮｯｸで､ｼｮｯｸで…｡ｱｼﾞｶﾝ以外にも､ﾌｼﾞﾌｧﾌﾞﾘｯｸや凛として時雨など､多数のｱｰﾃｨｽﾄが影響を受けているので､彼らを知っていたらきっとあなたの音楽ﾗｲﾌがもっと楽しくなるはず！

昨年ﾃﾞﾋﾞｭｰ15周年を迎え､同年6月にﾘﾏｽﾀｰ盤が発売｡本ﾚｺﾒﾝﾄﾞでも他作品が既に紹介されておりますが､DVD発売＆今月にも順次ﾘﾘｰｽなこの機会に､ぜひ知ってほしいなと思い紹介します｡



ちなみに､RIJFでｱｼﾞｶﾝがｶｳﾞｧｰした｢透明少女｣のｵﾘｼﾞﾅﾙ版はこれ｡こちらの曲はnerisukeさんが紹介している｢School Girl Distortional Addict｣に収録されています｡

今回紹介する｢SAPPUKEI｣は､3枚目のｱﾙﾊﾞﾑ｡｢ZEGEN VS UNDERCOVER｣｢TRAMPOLINE GIRL｣など､どの曲も分かりやすく聴きやすいので､初めて聴く人におすすめです｡彼らの音楽は､ﾕﾙさとｽﾄｲｯｸさのﾊﾞﾗﾝｽが絶妙｡ﾕﾙい(けど時に叫ぶ)ｳﾞｫｰｶﾙに､緊張感のあるｻｳﾝﾄﾞが組み合わさってｶｯｺｲｲんです｡



一番のおすすめはこの｢ﾀﾄｩｰあり｣｡ｼｬｳﾄもあり､ちょっと引いてしまう人もいるかもしれませんね｡初めて聴いたときの私もそうでした｡この曲の目玉はなんといってもﾗｽﾄを飾るｷﾞﾀｰｿﾛ｡突然ｽｲｯﾁが入ったようにｳｫｵｵﾝと唸りあがるｷﾞﾀｰは､耳が痛くなるくらいの衝撃! ｸｰﾙな表情でこの音を鳴らすｷﾞﾀﾘｽﾄは､ﾒﾝﾊﾞｰ唯一の女性だから驚きです｡この動画でもわかるように､彼らの良さはなんといってもﾗｲｳﾞにあるので､今回発売されたDVDをぜひﾁｪｯｸしてみてください｡



筆者はﾅﾝﾊﾞｰｶﾞｰﾙのﾍﾞｽﾄ盤が発売された2005年頃､ｱｼﾞｶﾝがﾗｼﾞｵ番組で紹介していたのを機に知りました｡ｱｼﾞｶﾝとﾅﾝﾊﾞｰｶﾞｰﾙを知ってからの音楽ﾗｲﾌは本当に楽しくて､いつの間にか音楽ﾗｲﾀｰもやっています｡だからｱｼﾞｶﾝの｢透明少女｣ｶｳﾞｧｰは非常に感慨深かったりしました｡本ﾚｺﾒﾝﾄﾞがきっかけで､だれかが音楽にもっと夢中になれますように｡


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