nerisuke─2013.2. 6─
久しぶりに耳に入ってきたなぁと思ったらザキヤマさんのチューハイのCMで、膝から崩れ落ちそうになるほど脱力してしまったこれ。
まぁ、反応してしまった次点で負けですが笑
そんな今日この頃、坂本慎太郎の「まともがわからない」、超ヘビロテなわけです。タイトル曲じゃないすけど、これまたクソやばい”死者より(From The Dead)”のビデオ。
このシングル、在庫あったら絶対に初回盤買ってください。30分以上ある「まほろ駅前番外地」のOSTが付いていて300円しか違わないです。このOST、昨年のPoolsideのようなトロピカルなアーバンサウンドからトロっとしたアコースティックまで素晴らしい出来です。
シングル3曲を聴き終わると溶けてなくなりそうになるんですが、それにトドメをさすように必ず続けて聴いているのがこの曲です。
Jim James - Know Til Now
そして、そこからは延々とこの曲をリピートしてしまうのです。ちょっとどうかと思うくらいYoutubeの再生ボタンを押す作業を繰り返してます。
アルバムももちろん最高なんですけど、この1曲のためだけに買ってもまったく損はないと思います。
マイ・モーニング・ジャケットというバンドのボーカルのソロ作となるこの1枚。
8年くらい前のフジロックですかね、初めて観たの。フィールド・オブ・ヘブンで頑張ればホントに数えられるくらいの人数と共に
。とんでもない雨で顔を上げるのもおっくうで心細ささえ感じる中、フライングVを振り回しながら奏でられるモッサリした名曲たちだけが心の支えになったのを憶えています。
あれやこれやしているうちに、世界的な怪物ライブバンドにのし上がってしまったわけですが、その中心はまぎれもなくこの男の”声”なんだと思っていました。
Bruce Springsteenのカバーとか見ると、モータウンもびっくりなナチュラル・ボーン・ソウルシンガーぷり。
バンド本体が醸し出す強烈な”ザ・USA!!”な音から離れた、コズミックだったりミニマムだったりやっぱり”ザ・USA!!”な曲(笑)だったりするトラックに乗るその声。至福という言葉以外思いつきません。
パッと見、地味な名前で、パッと聴き、地味な曲ばかりですが、まぎれもなく今年屈指の名盤だと思います。
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