古田琴美(TOWER RECORDS SHIBUYA)─2013.2.20─
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、今年でデビュー10周年。
2003年『崩壊アンプリファー』でメジャーデビューした彼等は、今や国民的アーティストにまで成長しました。
9月には、横浜スタジアムにてデビュー10周年記念ライブを2days開催するアジカン。(
詳細はHPを!)
そして、その10周年記念イヤー第一弾に相応しいシングルがこちら!
『今を生きて』
昨年の『ランドマーク』ツアーにて一足先に披露されていたので、既に耳にしていた方もいるでしょう。7人編成で行われていたこの曲は、メンバー全員、みんな楽しそうに演奏していたので、観ているこちら側も自然と笑顔になりました。
そして改めてCDでこの曲を聴いて、私は久しぶりに、純粋に、音楽を”良いなぁ”と思えたのです。
CDを販売する職業なので、音楽を聴く時は、”これは売れるなぁ”とか、”どうやって売ろう”など、癖で少し構えた聴き方をしてしまうのですが、この曲は違った。メロディや、後藤さんの優しい歌い方、そして歌詞。何の情報も得ずに、思ったまま、感じたままに生きて、動いていこう、というメッセージが、曲全体に広がっていて、私の中にある、純粋に”音楽が好き”という、ただそれだけの気持ちが、目一杯溢れてきたのです。
些細なことかもしれませんが、私はとても嬉しかったし、感動しました。
”優しく笑って 今日でさよならしようぜ”
”駆け出そう世界へ 肉体の躍動だ
永遠を このフィーリングをずっと忘れないでいて”
忘れかけていた何かを思い出したような、そんな瞬間でした。
そして、ドラム潔さんがピアノアレンジを担当し、H ZETT Mさんが再アレンジしたという、「ケモノノケモノ」という曲。ピアノアレンジだと、一見JAZZテイストになりそうな所を、潔さんとH ZETT Mさんが”攻め”のアレンジで魔法をかけ、今までにない、全く新しいアジカンテイストに仕上げています。これは、ライブでどう聴かせてくれるのか非常に楽しみな1曲。
3.11以降に創り上げたアルバム『ランドマーク』の延長線でもあるこの2曲。
あの日からもうすぐ2年が経ちます。これからも、アジカンの曲で、後藤さんの発言やTHE FUTURE TIMESで、1人でも多くの人の気持ちが動いたらいいのになぁ、と、心から願います。この2曲が、また、何らかの”行動する”きっかけになりますように。
タワレコ渋谷店1Fでは、シングル『今を生きて』の展開はもちろん、主題歌にもなっている映画『横道世之介』(公開は2/23から!)のキャンペーン企画試聴機も隣合わせで大展開中!
<1F>
アジカンメンバーが選んだ”今を生きる若者に聴いて欲しいCD”を直筆コメントと共にご覧頂けます!
対象商品購入で、映画鑑賞券などが当たる抽選会も実施中!(特典は先着となりますのでご了承下さい。)
そして、渋谷店名物、アジカンメンバーに必ずお届けする”メッセージノート”も設置しています!
更に1Fレジ中には特大看板と、初回盤に付属しているDVD映像も大モニターで放映中!
<モニター>
そして3Fでも大展開!
是非お店に足を運んで、CDを手に取ってみて下さいね。
お待ちしています!
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