今井貴彦(TOWER RECORDS KASHIIHAMA)─2012.7.17─
昨年リリースの大傑作フルアルバム『新呼吸』以来、2012年初となる音源。
『新呼吸』がいかに良かったかを、oidの「2011年ベストアルバム」企画の際に書かせていただきましたので、改めて以前のレコメンド記事を読んで頂ければ幸いです!
コチラ→
//www.onlyindreams.com/magazine/interview/2011-12_music_imai.html
さて今作、一応「ミニアルバム」って括りになっているけど、完全にその概念を超えています、無視しています!(笑)
“アーティストの表現したいこと” と “リスナーの満足度” を追求しまくったかのような内容や仕様、この作品を構成する全てに感動の連続です!
まずは初回盤のパッケージ。中身も外身も拘りまくりです!
買うことのワクワク感と、所有する喜びをこれでもかと詰め込んだ、100点満点中200点レベルの満足度!
肝心の音源は、新曲3曲+最新ツアーのライブ音源×10曲(60分!)収録!
表題曲であるM1は複雑な、型にはまらない仕掛けが盛り沢山なのに、あくまで全方位的なポップソングとして聴かせるところが流石!
そして “青春時代を悶々と過ごした俺たち側” な歌詞にニヤリな前山田健一氏との共作曲であるM2。随所に見られるヒャダイン節な展開がコラボならではの楽しさです!
ダメ押しに、80’s感溢れるシンセの音色がどこか怪しげな岡村靖幸氏プロデュースのM3。これは最っ高に怪しげで、クールなグルーヴ!踏み込んだ歌詞が肉体性を持って迫ってくる感じがたまりません!完全に想像以上のケミストリーが起こっています!
前山田健一、岡村靖幸という普通あり得ない異種格闘技戦の後は、最新ライブ音源たっぷり60分!
ギターロック史に残る大傑作『新呼吸』の世界観がより立体的に味わえて、それを追体験させてくれるのは大正解!というか嬉しいですね!もちろん、小出君×関根さん掛け合いヴォーカルの最高峰、“夜空1/2”も聴きたーい!とかあるけれど(笑)
長々と書いてしまいましたが、それぐらい色んな魅力が溢れたこの作品、下のトレーラーが凄く良いダイジェストで、ここまで書いた諸々がまとまっておりますので、是非チェックしてみて下さいね!いや〜Base Ball Bearはこれからも<あたらしくて、たのしい音楽を>沢山届けてくれること間違いないですね!
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