古田琴美(TOWER RECORDS SHIBUYA)─2012.7. 4─
今1番輝いている女子ロックバンド "チャットモンチー"。
なんと"ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤氏"による完全プロデュースのニュー・シングルが完成!
『NANO-MUGEN COMPILATION 2011』に収録されているASIAN KUNG-FU GENERATION+橋本絵莉子"All right part2"のデュエットソングでも素晴らしいロックハーモニーを生み出していた彼等が、兼ねてからチャントモンチーにラブコールを送っていた後藤氏による完全プロデュースという、2バンドのファンなら涙モノの今作!
このニュースを聞いてから、ただただ楽曲を楽しみにしていた私は、再生ボタンを押すことが嬉しくて仕方なかった。そして押した瞬間、目の前の景色が変わったのです。
目をきらきらさせ、がむしゃらにギターを掻き鳴らして空に向かって歌う橋本氏と、疾走感溢れんばかりのハイスピードなドラムを叩きながらコーラスを歌う福岡氏の姿が浮かんで、まるでライブを目の前で観ているかの様に感じ、いつのまにか、私は笑顔になっていました。
彼女達のヒリヒリとした刹那さに、後藤氏という"パワーポップ職人"が加わることによって、こんなにも力強く、ストレートに伝わるんだなぁと思うと、"後藤氏の敏腕さ+チャントモンチーの柔軟性と可能性"が非常にわかりやすくみえてくる。
そして、歌詞がまた良いのです。
2人でやることの意志、その意味をも含ませながら、ちゃんと聴き手へのメッセージにもなっていて、元気を貰え、とても励まされました。
ありがとう。
チャットモンチー。
更にカップリングの"カリソメソッド"では、後藤氏作曲+ヴォーカル。つまり、橋本氏とのデュエットソング再来!なのです。こちらはナノムゲンフェスで、"All right part2"と共に是非聴かせて頂きたい!と誰しもがリクエストしたくなる1曲に仕上がっています。
"All right part2"、"きらきらひかれ"とは明暗対比なメロディで、このギターイントロの暗さといい、もう拍手を送りたくなるほど、彼等のダークサイドが全面に出ている、私にとってはヨダレもののメロディ。
今回も思わず一緒に歌いたくなる快作に仕上がっています。
そんなチャットモンチー応援店のタワレコ渋谷は、このように展開中!
是非渾身のポップを見ながら試聴してみて下さいね!
お店でお待ちしています!
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