古田琴美(TOWER RECORDS SHIBUYA)─2012.6.12─
今回ご紹介するのは、フォトグラファーの古溪さんも
レコメンド記事で紹介していた、APOGEEのVo&Gt 永野亮さんによるソロデビューアルバム!
あまりにも良いアルバムなので、私もレコメンドしたくなった1枚です。
APOGEEとはまた違った一面を魅せるメロディは、プレイボタンを押して、1曲目の"in seconds"を聴けば瞭然。キラキラとしたメロディに、透き通る歌声。私は、すぐに"永野 亮"というアーティストの世界に惹き込まれました。
最近、改めて"歌"について考えていて、楽器のひとつである、"声"に注目しています。
たくさんの表現者がいる中で、最終的に"歌声のみ"でひとを魅了するアーティストは、どれだけいるでしょうか。もちろん、バンドを組み、演奏しながら感情を表現しているひともいます。そんなひとたちが、全部を削ぎ落としてひとりになった時に、どの様に自分を表していくのか、今、非常に興味があります。それは、経歴を積み重ねて出てくるモノもあるし、元々持っている才能が開花することもあるでしょう。でも、今、"必要な表現"というのは、ひとの心を奥底から"安心させる"ことではないだろうかと思います。
伝えたくても、伝わらなくては意味がない。そんな中、"永野亮"という表現者は、私を惹き込んだアーティストのひとりなのです。
私は実際、お店で試聴して、結果、購入しました。
購入した理由のひとつに、私の大好きなアーティストである、"阿部芙蓉美"さん(M-6"どんないろ")と、"YeYe"さん(M-7"あらしのよる")がvo.で参加していて、その楽曲がまた素晴らしいということ。好きなアーティストが参加している作品って、本家のアーティストの創るものも絶対良いだろうなという確信があります。
お互いの音楽に刺激を受けたり、敬愛したりする関係ってとても良いなぁと思うし、一緒にやることによって、ひとりでは表現しきれない、素晴らしい化学反応が起きます。
たくさんの音楽が溢れる中で、私はこれからも、素敵なひとや、メロディに出会っていきたいなと思った1枚でした。
更に、ワンマンライブ開催に、阿部芙蓉美さん、YeYeさんが参加されるなんて夢の様!
詳細はHPをチェックしてみて下さい!
先日、阿部芙蓉美さんのライブも初めて拝見させて頂いたのですが、もう本当に素晴らしかったです。MC含め、彼女の息を吐く声、全てが、"音"として鳴っていました。こんなアーティスト、他に居ない。
永野さんはじめ、"唯一無二"な声を持つアーティスト、私は大好きです。
タワレコ渋谷店では、今作をこの様に展開中!
是非一度試聴してみてくださいね*
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