みやぎ (ウィードーザン)─2011.8.21─
タワーレコードによる、アーティスト発掘企画が面白い。
各店舗のバイヤーさんが薦めるご当地バンドの音源を「枚数&店舗限定」でCD化する、というのがその概要で。これまでにも、「タワレコ限定CD」のような、全店を対象とした企画はあったけど、これはまさにピンポイント。地方のバンドをまず地元から盛り上げていこう!ってことですな。
第一弾は
高知店から
actaが、第二弾で大阪の
あべのHoop店より
root13.。そして、第三弾では広島店から
ウサギバニーボーイが登場。今回は私の地元ということもあり、このバンドを紹介させてもらいます。
ウサギバニーボーイ
ウサギバニーボーイは作詞・作曲を手掛けるボーカルの高宮を中心とした登録制ロックバンド。登録制というのは、ライブごとにメンバーが入れ替わったり入れ替わらなかったりという、要は都合のつく人が参加、と。(まあ社会人は忙しいですもんね)
私が彼等を初めて知ったのは結構古く、2000年頃だろうか(当時はウサギメジャニーと名乗っていた)。友人から「このバンド、モデストマウスの前座をやったことがあるんよ」と薦められたのがきっかけ。
モデストマウス (Modest Mouse)といえば、今やアメリカのインディー界を代表するバンド〜まあ当時はまだ大ブレイク前夜ではありましたが。ミーハーな私は「ほう!」とすぐさま興味を持ち、音源を聴いてみて一発でヤラれました。確かにヘタウマなボーカルやひねくれたギターにモデストマウスやペイヴメント等、USインディーと共通項を見出せるものの、ポップかつセンチメンタルな泣きメロはどこか歌謡曲的で懐かしい。
さよなら絶望 by ウサギバニーボーイ
(MySpaceのアカウントがない方は
コチラから試聴して下さい。)
YouTubeからも別の曲をひとつ。こちらは1分弱とサクっと聴くことが出来ます。
メンバーが影響を受けた音楽に
オフコースと
パニックスマイルを挙げているというのも面白い。うん、確かにそんな感じです(ほんとか?笑)。
現在、「オンライン販売も無し」というこの企画ですが、タワーレコード・オンラインの
プレスリリースによると、今後「地域性を打ち出したお取り寄せ商品」としての販売も予定しているとか。
…いいですねぇー。私、お取り寄せグルメとか大好きなんで、ぜひお願いします!
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