nerisuke─2011.1.22─
今年1回目の更新がこんな時期になってしまいました。今年もよろしくお願いします。
そんなわけで、さっそく今年も日々アップされていく新譜を聴いていて何気なく目に止まった新譜。
とりあえず、
spinner で全曲無料試聴できるので聴きながらでもどうぞ。
Oh No! Oh My! ・・・。どこかで聞いたことある。いや、きっと旧譜持ってた。という事で探したんですが、見つからず。売っっちゃったのかなぁ。
アマゾン でジャケ見てやっぱり持ってたと確信。そしてなんとなく思いだしてきた。4、5年前、渋谷のタワーで買ったんだ。曲の印象はとにかく田舎臭いだけが取り柄で、たまに、ごくたまに光るセンスが見え隠れしてたような。でも当時の自分はそんな”世界の片隅のような音楽を聴いてる自分”に酔っていたころなので、クソ高い金出して買って2回くらいしか聴かなかったような。そんなアルバム腐るほどあった。
あれから5年ぶりの新作だそうです。内容は・・・、ハッキリ言って良いです。暑っ苦しいリズム。これぞアメリカンインディな素朴かつ力強いギター。適度に配置されたストリングス。同じバンドとは思えない出来(あんま憶えてないけど!)。オススメは2曲目の”You Were Right
”、9曲目の”There Will Be Bones
”、12曲目の”Summerdays
”。
オフィシャルっぽい動画見つからんから見たい人は各自調査!
バンドってちゃんと成長するんだなぁって思った。去年、The LIKEっていうガールズバンドも5年ぶりに新譜出したんだけど、その時も思った。The LIKEもデビュー盤はセレブのお嬢様の暇つぶしバンドくらいにしか思わなかったけど、新作はマーク・ロンソンをプロデューサーに迎えてビックリするぐらい良いアルバムを作り上げてきた。世界観もレトロに統一されててかっこいい。
こちらは動画いっぱいあったのでぜひ(笑)
VIDEO
リスナーは贅沢なので、新しい音を求め続ける。でもバンドはそう簡単に進化できるもんじゃないと思う。だったらこんな風に4、5年のスパン空けてもいいんじゃないかと思う。ちゃんとしたモノを作ればこうやって届く人には絶対に届くわけだし。毎年毎年同じような音のアルバムを惰性で買わされるよりも健康的だと思う。
まぁ、色々と大人の事情があるとは思うのでバンド側の断固たる決意が必要なんだと思う。
でも、逆に言えばその決意さえあればいい。良い音は必ず遠くまで響くよ。
1