以前紹介したIron and Wine にも通じる音だとは思うんですが、もっと土着的というか、ルーツ寄りというか。何が気持ちいいって、リズムの稼働領域の広さなんです。と言ってもジャムバンド的な商業性のないものじゃなくて、きちんとポップミュージックとして成立させてるのが良い。リズムのアップデートという意味ではVampire Weekendと似た考え方なのかもしれません。
前作でちょっとKings of Leon的な垢ぬけをするのかなと匂わせたんですが、そんな事はサッパリ忘れてまた洞穴に帰ってきた感じですね。でもその洞穴は透明な素材で、さらに通気性も抜群な素材で出来てる感じ。外からでも中に書いてある壁画が観れるような。自分、洞窟に描かれた古い壁画とかめっちゃ好きなんですよ。それを現代美術館にしたバンドのような・・・って解りずらいですね(笑)