この時代にカセットテープ!「なぜ?」と、青春時代にやれノーマルだ、ハイポジだと慣れ親しんだオッサン世代こそ思うかもしれません。しかし、ここ数年、アメリカや日本のインディー・シーンではカセット・リリースをするアーティストが増えてきているのです。アナログレコードの売上げも年々増えているというし、音楽コンテンツのデジタル化が進む一方で、カセットやレコードなどの"モノ"として楽しめるメディアが若い世代に再評価されているのでしょう。見て楽しい、触って危なっかしい、裏返すのめんどくせえ!みたいな。確かに今だと新鮮かもしれませんね。限定感もありますし。only in dreams所属アーティストからもRA RA RIOTが新作『Beta Love』の限定版(20枚!)としてメンバー手書きのジャケット付きのBOXセットを出したり、Gotch(新人)がレコードストアデイに合わせて7inchシングルを店舗限定で発売しましたが、こうしたこだわりのあるリリースをするアーティストは今後も増えていくのでしょう。
さて、話は戻ってHi,how are you? 「なぜ彼らはカセットでリリースするのか?」理由が付属の冊子に書かれてました。