ニューヨークの4人組バンドBishop Allenの新作「Lights Out」。3人の女の子が飛び跳ねている(あるいは踊っている)ジャケットに一目惚れして、久々のジャケ買い。もうジャケ買いなんて死語になってしまうのかもしれないけれど。
Start Again / Bishop Allen
ビデオはダサイなぁ。でも、なんというか、そこが良いようにも感じる。笑。
作風はオーセンティックなニューヨークのインディロックといったところだろうか。ヒップな新しさはないかもしれないけれど、1曲目のイントロで買って良かったなと思える安定感。日曜日の午前中にリビングで聴いていたいような、そんなアルバム。
バッキバキの最新を追い求めるのもとても楽しい音楽体験だけれども、こういうなんてことのないインディロックが彩ってくれる日常もある。大衆音楽というのは、本来そういうものだからね。大それたものではないかもしれないけれど、まったくのゴミ屑でもない。でも、誰かにとっては掛け替えのない宝物だったりする。
まあ、とにかく僕は彼らの新作のジャケットが気に入ったんだ。ビリビリ感じてしまった。こういう出会いがあるのは、レコード店やCD店の魅力だと思う。
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