nerisuke─2011.1.22─
つげ 義春 、、 、「魁 !!男塾」 カラ から少女漫画まで読むわけですけど、 kかジ自分は漫画が好きでつげ義春、「魁!!男塾」から少女漫画まで読むんですけども。
そんな自分が今一番面白いなぁと思うシーンは以前はBLまたは同性愛を描いてた漫画家がストレートだったり、それに近いような世界観にシフトチェンジして現在連載している漫画だったりします。
志村貴子 、
よしながふみ 、
中村明日美子 、
ヤマシタトモコ 、あたりがここ1、2年で出す作品がそんな感じです。元BLうんぬんを差し引いても飛びぬけて面白い漫画を描いてると思います。
でも、やっぱり”BLを描いていた”というのは少年誌くらいしか読まない層には壁になってしまうようで、なかなか世間には届かない現状がありました。でも、よしながふみの「大奥」が映画化されたり、ヤマシタトモコの「ドントクライ、ガール
」が漫画大賞2011にノミネートされたりとついに突破口が開かれたような感じがします。
この1歩目が大変なんです。未開の地に足を踏み入れさせる爆発的なポップさというのはホントに大切。
こんな前置きをしたのは、今回紹介する
The Decemberists の音楽性が今まで絶対に日本で受け入れられなかったものだからです。以前、キングス・オブ・レオンのレビューでも触れられていましたが、カントリー、アイリッシュといった要素です。今までもウィルコ、ブライト・アイズ、などホントに才能あふれるアーティストの国内盤が出るたびに”今度こそは”と思うんですが乗り越えられませんでした。でも、しつこく行きます。諦めませんよ。
通産6枚目のフルアルバムが
spinner にて全曲無料試聴できます。
10年以上のキャリアのあるバンドですが、ここにきて決定的な曲を書いてくれたと思います。2曲目の”
Calamity Song ”
デス です。バンドらしさを失う事なく、聴き手に媚びずに、しかもポップな曲です。この曲でグッとひきつけて一気にがっつりカントリーな3曲目”
Rise to Me ”、さらにがっつりトラッドな4曲目”
Rox in the Box ”を聴かせるという流れ。たまらんっす。
オフィシャルでもYoutubeでもレコーディング風景とか観れますが、その空気を感じるともっと入り込めると思います。
VIDEO
カントリーとかアイリッシュとかは、最初聴き慣れなくて、むしろ古臭くてダサいと感じてしまうんだと思うんです。自分も初めっから格好良いと思ったわけではありません。むしろローリングストーンズの魅力でさえ理解するのに時間かかりました。でも、なにかのきっかけなんです。ある時、パッと解るようになります。
そんな新しいジャンルを楽しめるきっかけになる可能性がある曲、これからも皆の耳に押しつけますよ(笑)。
1