前回、「来日を実現するためにも、是非、皆様には日本盤を…」と締めくくられたJonnyのリコメンですが。 その後、見事来日が決定(!)。 なんと明日 5/18(水) 原宿・アストロホールで行われるイベントを皮切りに、全6都市で開催されるジャパン・ツアーが始まります。
━━━ 『JONNY Japan Tour 2011』 公演スケジュール(詳細はコチラ) ━━━
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この 『JONNY Japan Tour 2011』 については、だいぶ前からアナウンスされていて、かくいう私も先行予約ですでにチケットを購入済みでした。 とはいえ、海外アーティストの来日キャンセルが続くなかでの決行。 ここ数日は 「Jonnyは本当に日本に来てくれるのか…?」 と、ひそかに不安の声もあがっていたわけですが、そんな心配どこ吹く風! 現時点でJonnyはすでに日本に到着済み(証拠画像)で、ノーマンなんて観光気分であちこち写真撮りまくり!(笑) おなじみの愛嬌たっぷりのあの笑顔で、早速ハッピーオーラを振りまいてくれているようです(ヨカッタヨー)。
5/16、ノーマン到着後のコメント。
さて、グラスゴー&ウェールズからはるばるやって来てくれた、“英国のベテラン新人” ことJonny。
リアルタイムでTFC、ゴーキーズを通過してきた古参(?)のギタポファン、およびインディー音楽ファンはもちろん 「Jonnyってなんなの?」という皆さんにも、ぜひライブを観てもらいたいアーティストです。
こういう言い方をすると無粋なんだけれど。音楽業界の現状、ヒットチャートを賑わすようなアーティストでさえ来日公演は東京オンリーだったり、あっても東京・大阪 2公演だったりする、そういう厳しい状況です。そんな中で、日本のインディペンデントなレーベル+プロモーターが協力し、Jonnyが各都市を回るというライブ・サーキットを実現させてくれた。だからこそ、今回の来日はとてもスペシャルで 「インディだからこそできること」を私たちリスナーに示してくれている、有意義なツアーだと受け止めています。
そして、そんな事情を一切とっぱらったとしても、彼等の1stアルバムは傑作ですよね。 これは、アルバムを購入し、繰り返し聴いている人には共感してもらえると思うんだけれど。 聴けば聴くほど好きになる、ユニークで洒落た楽曲の詰まった名盤だなと、聴きながら日々感じています。 さらに心の内を打ち明けるとすれば、こんな風にJonnyが日本全国をめぐり、私たちに歌を届けてくれるチャンスは二度と来ないかもしれないとも思う。 だからこそ今、ノーマン&エイロスの両人をあなた自身が目撃し、彼等の音楽を感じてほしい。そしてまた、あなたのその行為が「インディ・リスナーとしてアーティストやプロモーターに対してできること」に繋がっているという、この音楽の輪の連鎖を。この機会に噛み締めてもらえれば、と願っています。
そんなわけで今回は、秒読み段階となった『Jonny Japan Tour 2011』に向け、補足としてのポストを。 ツアー直前の投稿ということで、本来のリコメンドの主旨とちょっぴりズレてしまってるかもしれないんだけど、先日コチラのBlogでも発表された通り、OID首謀者でもある我らがアジカン・後藤正文氏もサポートアクトに決定しています。
ちなみにゴッチ君、Twitter上でも 「Weezer(TFCも?)のカバーやろうかな」とか「民生さんのカバーもやりたいな」など、気になる発言を連発してくれていたので。アジカンファンの皆さんも、Jonny@広島公演はとりわけ必見&必聴です(普段のステージは見ることのできない、“いち音楽ファンとしてのゴッチの素顔” を覗ける一夜となるはず!)。 そんなこんなで、大変長くなってしまいましたが。 いろんな意味でこの来日は、バンドにとっても、私達にとっても、特別なものになること必至です。 どうか一人でも多くの音楽ファンに、Jonnyを体感してもらえますように。 それでは今週末、会場で!