後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)─2012.1.13─
全く情報が分からないまま、FLAKEの店頭でジャケットを気に入って購入しました、HIGH HIGHSの10インチレコード。1曲目のホワイトノイズを抜けてゆっくりとビートが現れる間に「!」マークが点灯して、歌が始まると共に恋に落ちたように射抜かれてしまいました。
良い。とても良い。
N.Y.発の3人組であること以外は一切情報は知りません。オフィシャルサイトにも詳しいプロフィールは一切なし。ただ、EPの4曲を聴いただけで、アルバムが楽しみでなりません。発売の予定は発表されていませんが、今から予約したいくらいです。
アコースティックギターがサウンドの中心にあることを除けば、最近のインディーロックの流行ともいえる、ウェットで奥行きのあるエフェクトがボーカルにも他の楽器にも使われています。逃避のような、桃源郷のような、箱庭的なサウンドであるところもUSインディーの若手といった印象です。ただ、4分のキックが入ってきても、ダンスミュージックっぽさが全く感じないところが、興味深いです。
いや、本当にアルバムが楽しみ。個人的には何を歌っているのかが知りたいので、ブックレットに歌詞がついていてほしい。そんなことを思いながら、このEPを何周も聴いています。
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