古田琴美─2016.9. 5─
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのVo.Gt 後藤正文ことGotchの2ndソロAlbum『Good New Times』が心の底から素晴らしい。
2年振り待望の全国ツアーも9/6(火)からスタートするということで、CD発売からもうすぐ2ヶ月が経過するGotchの2nd Albumをここ最近家にいる時はずっとリピートして聴いている。
まずは、この曲が素晴らしい。
Gotch 「Good New Times」MV
Gotch 「Good New Times」歌詞
Gotchが伝えたいことは、音楽、そして雑誌やインターネットでのインタビュー、彼のBlogやTwitter等を読んでいる方には伝わっているとは思うが、この曲は、何というか、彼の生き様がわかる。言いたいことがわかる。そんな楽曲だ。そしてその楽曲の素晴らしさ全てが表現されているMVだと思う。
”次世代に繋ぐ”
これは、彼がアジカンでリリースした『君繋ファイブエム』というメジャー1st Albumでも同様のテーマで、根底にある部分は13年経っても全くブレていない。そして彼が覚悟を決めて背負っているものは決して明るいものだけではないけれど、その日々をとても華やかに表現し、彼の人生を祝福しているかの様にも魅せている。
最後にMVでGotch自身が笑っているのも、”色々あるけど、俺は幸せだよ”と言っている様にもみえる。
私は当初このMVを観て、涙が止まらなかった。これからもGotchの創るものはずっと好きでいるだろう。そういうことを思った。
この楽曲とMVは、世界中の人々に聴いて、観て貰い、感じて欲しい。そして『Good New Times』という、私の2016年ベストディスクに既にランクインしている傑作アルバムのライブを是非生で体感して欲しい。
Gotch「Good New Times」at Billboard Live TOKYO / Gotch and The Good New Times
ライブは本当に行ける限り、元気で生きている限り観ていたい。思い起こせば、儚くも美しいその演者の姿を、情熱を感じたくて、中学2年生の頃初めて行ったライブがミスチルの大阪城ホールだった。その想いは今でも変わらずに現在に至る。
しかも居ても立ってもいられなくなる音楽を聴いてしまうと、例え行きたい公演にタイミングが合わず行けなかったとしても、全てのスケジュールをチェックして、行けそうな日程をピックアップする。
それくらい、生のライブに私はこだわっている。
音楽を聴くだけでも思い出はつくれるけれど、音楽を聴いてライブに行くと、また更に自分の世界も広がるし、その土地での思い出や、出会いも含め、たくさんの経験が増えていく。
それも欲しくて、私はライブに行くのかもしれない。
今回のGotch『Good New Times』は、この音楽を何が何でも生で観たい、記憶に残したい、そういう、居ても立ってもいられないアルバム。
全国の皆様、是非
スケジュールを改めてチェックし直して、ライブ会場へ。
そして、心に足りなかった欠片を埋めてくれた『Good New Times』の傑作の誕生に、心から祝福を。
Gotch 『The Sun Is Not Down』MV
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